夏ですね。日差しが眩しい季節です。

ここ最近は夏の高温が厳しくて夏の風情を楽しむなんてとても……ですけど、この季節にちょっと郊外に出かけると目を楽しませてくれる花があります。それがノウゼンカズラ。遠目にもはっきり目立つオレンジ色の鮮やかな花です。

このノウゼンカズラ、東北の気候にも合うのか、夏休みに旅行に出かけると車窓からもよく見かけるのですよ。遠くからでもはっきりと目立つオレンジ色の花。夏らしい風情があってみけ子は好きです。

先日の鳴子温泉行きの道すがら、移動の最中にあちこちでこの花を見かけました。毎年ちょうど盛夏に満開になり、夏の旅行を楽しむ人の旅情を掻き立ててくれる植物でもあります。見るとなんだか浮き立つような気分になります。

20代の、暇に任せてあちこち出歩いていた頃。真夏に見かけるこの花は夏旅のウキウキ気分と重なりました。ガーデニングにハマった始めの頃には「いつかノウゼンカズラを育ててみたい」と思っていました。そういう思いは持ちつつ、植える場所や育てる余裕など色々考えて実現できずにいました。

ところが３〜4年前の事です。みけ子が管理しているシェアハウスの入り口の石垣の隙間から、ノウゼンカズラが勝手に生えて来て花を咲かせていたのですよ‼️これにはびっくりでした。

写真、あるはずなんですが探しても見つかりませんでした……残念。なので参考写真です。

ノウゼンカズラって繁殖力が旺盛で、植えていないのに勝手に生えて来たりするんですね。今頃の季節に華やかに咲いているノウゼンカズラも、実は「植えていないのに伸びて来た」ものが結構多いのではないかしら？

勝手に生えてきたノウゼンカズラは、石垣の隙間から生えているので、このまま野放図に生やしておく訳には行きません。旺盛な勢いの植物の根は、いつかは石垣を壊してしまいますから。なのでシェアハウスに生えて来たものは、伸び過ぎたものは適宜切っています。本当に、ちょっと油断すると手に負えなくなりそうな勢いで伸びるんです。┐(´д｀)┌

切っているので、もう今は花を咲かせません。残念ですがこの場所のは抜く方向で考えています。でも花もいつか見たいので、剪定した枝の一部を庭の隅に植えてみました。これは根ついたようです。うまく行けば来年か再来年には鮮やかな朱色の花を咲かせてくれると思います。

夏旅の思い出と共にある、ノウゼンカズラ。シェアハウスの庭に鮮やかな真夏の花として咲いてくれることを楽しみにしています。

↓白地に藍色の染付磁器は、季節に関係なく使え名前通り麺類のつけ汁を入れたり、コップがわりにも使えます。用途が広いうつわは重宝しますよ♬