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実家に帰ったら姪と甥がデカくなってた

4年ぶりに実家に帰ったら、姪と甥がでかくなっていた。8歳の姪と、12歳の姪は、20歳と40歳くらいのスピードで変わっていた。

子供から一つ人格を持つというのは、こういうことか、という体験である。

甥に関しては、まだ7歳。前に会った時と全然違う印象であったが、向こうもそうらしく「もっと細いかと思った」となぜかガッカリされてしまった。どんなイメージを植えつけたんだ、姉よ。

薄情ものの息子なので、ナガノ展のついでになってしまった帰省だった。原画が大集合というサブタイトルに違わない、ちょっと見切れないボリュームの原画量に大満足である。

展覧会は、撮影OKだったのも面白かった。撮影NGだったのは、制作風景の動画くらいなもので、ナガノ先生はレイヤーに名前をつけないタイプであった。

久しぶりの名古屋の久屋大通は、誰もタバコを吸っていないのになぜかタバコに臭いが漂っていて、どことなく薄暗い雰囲気が漂い、なんだか不思議な雰囲気であった。

正直、あまり名古屋が好きではない。なぜだろうか、と考えるとたぶん思い出が少ないのだ。名古屋で遊ぶということが少なく、犬山とか、山の方にバイクで行くなど、名古屋市との縁が少ないのである。
大須に古着やパソコンパーツを見に行くくらいが、名古屋に住んでいた頃の思い出である。なんだか退廃的な雰囲気が残っているのはそのせいか。

青春を謳歌していたら、また印象は違ったのだろうな、と思うのだが……。


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