【アンドロイド役者インタビュー⑦】給油隊役：大﨑緑(客演)

劇団三毛猫座

2021年8月5日 20:14

#劇団三毛猫座第六回本公演アンドロイドは毒をも喰らうに出演する役者のインタビュー第七弾。
今回は給油隊役の客演、給油隊　大﨑緑の特集です。

元タカラジェンヌの大﨑さんが演じるのは、アンドロイドたちとは少し違う毛色のキャラクター。謎めいた役どころをどう演じるのか、必見です。

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①自己紹介

7年間の沈黙を破り、ついに舞台にカムバック！元宝塚歌劇団男役の大澄れいこと、大﨑緑です。

②役柄について

私の演じる給油隊はアンドロイドである生徒たちを管理、メンテナンスする役割をもちます。
生徒たちの支配者的立場であり、彼女たちをモノ同然に扱い、冷めた目で見下す非常に冷酷な人間です。

お芝居では生徒たちと対になるキーパーソン的存在です。また給油隊自身も、社会という歯車の中で“設定”通りにしか生きれない一人の人間です。そんな給油隊の心の闇の部分もしっかりと表現できたらと思います。

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③グループの他のキャラクターについて

給油隊はもともとクラスの「法律役」でした。だから、「法律役」の藍の性格や行動は理解でき、自分に一番近い存在だと感じています。
逆に、「女王役」のディアマンテの自己中心で身勝手な様子には、非常に冷めた目で見ていて、理解し難いものがあります。

④高校時代、自身はどのキャラクターに近かった？

「部活一筋役」の黒曜です。
高校時代は宝塚受験に向けて、ひたすらレッスンの毎日でした。あと、学校のコーラス部に所属していたので、音大受験と歌手の夢に向きあう黒曜にとても親近感が沸きます。

ちなみに、「破壊役」のクラリカの天真爛漫な明るい性格と、思ったことを言わずにはいられない素直なキャラクターには憧れます。

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⑤「空気読めてなかったな〜と思うできごと」

逆に空気を読みすぎて、周りを意識するあまり、自分の思いを素直に表現するのが苦手な子でした。
今思うと、もっと友達同士で意見を言い合ったり、おもいっきり喧嘩したり、良い意味で色々できたことはあったはずなのに。
ちなみに、この性格は宝塚生活で叩き直されました。性格は変わるものなんだと実感しました。

⑥伝えておきたいこと

この度は、劇団三毛猫座さんにて、素敵な演者の皆さま、スタッフの皆さまと、シアターE9での舞台出演とあり、ワクワクとドキドキが止まりません♡
心を込めて物語の世界をお届けいたします。
乞うご期待下さい！！

経歴

元宝塚歌劇団雪組、男役。現在は版画家・パフォーマーとして活躍中。舞台への出演は、宝塚退団後から約7年ぶりとなる。演劇以外にも、アーティスト、舞踊家、イラストレーター、似顔絵クリエイターとしてジャンルを越えて活動。
[出演歴]
2006〜2014年宝塚歌劇団在団。男役「大澄れい」として舞台に立つ。
[資格]
中・高校教員免許(美術)
日本舞踊花柳流名取(花柳友朝香)
大崎緑公式HP： https://zacky92rei.wixsite.com/midori

劇団三毛猫座イメージ写真

公演情報

劇団三毛猫座は第六回本公演「アンドロイドは毒をも喰らう」を、2021年8月20日～22日にTHEATRE E9 KYOTOにて上演します。
公演についてまとめたnoteはこちら↓

https://note.com/mikeneco_za/n/n65c2dbd915ea

【公演概略】

劇団三毛猫座第六回本公演
『アンドロイドは毒をも喰らう』

THEATRE E9 KYOTO
〒601-8013　京都市南区東九条南河原町9-1

8/20　19:00
8/21　13:00／18:00
8/22　13:00
（受付開始は45分前、開場は30分前）

チケット情報：6/26（土）発売
▼チケット申し込みサイト

https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20210820