Day47―認知科学的インタラクション研究最前線

今回は認知科学(脳科学、HRI、情報科学、心理学)のトレンドについて。
日本語のため、箇条書きで軽くまとめます。

認知科学は、①「人間の認知を研究する」流れと②「機械の認識を高める」2つの流れがある。今後はこれら2つの流れを統合し、インタラクション性を研究することが大事である。

現状

認知科学とは…情報処理の概念で、人間について研究する学問。

トレンド:
・そもそも情報の概念が変化し続けている
・脳の研究は、モジュール(部位)特定の研究から繋がり、関係性の研究へ。コネクトームvs因果性
・機械学習は時系列解析であるLSTM(Long Short Term Memory)などへ

今後

・実験室実験から、日常環境実験へ
・ロボットはインタラクション性を高めた研究へ

所感

自分の専門分野でもあり、まさにその通りだと思う。
①、②両方出来るエキスパートが増えることで、この分野は発展していく。
詳細は割愛したが、個人差の研究も今後は増えていきそう。ここ四半世紀行われた研究は一般化を推進してきたが、これからは個性が大事になりそう。このことは社会の流れとも共通していて、経済学とも今後関係してきそう。

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