Social networking app for women, Peanut, adds live audio rooms

女性向け SNS サービスの Peanut は、Clubhouse の成功に伴い、4/28に音声コミュニケーション機能を導入しました。

Peanut は子どもを持つ女性にフォーカスしてサービスを開始し、数年かけて妊娠や結婚、更年期などあらゆるライフステージの女性をサポートするサービスへと拡大してきました。

この音声コミュニケーション機能は Pods という名称で、他のプラットフォームよりもサポートの充実した、安全な環境でやりとりができます。

パンデミックによって、かつて当たり前だった個人的なやりとりやイベントがなくなったギャップを埋めるものとして、音声 SNS への関心が高まっています。

数多の Clubhouse のクローンと同様、Peanut も、話したいときに「手を挙げる」機能や、絵文字によるリアクション、ホストが会話を進行し、話し相手を招待できる機能など、基本的な機能を備えています。

女性によってデザインされた安心感のある場でやりとりができるという点で、他の音声 SNS とは異なる体験となるとのことです。

従来の SNS は Like 数やフォロワー数、公式マークの有無などが基盤となることが多いと、Peanut 創業者の Michelle Kennedy は語ります。

Peanut の運営で目指すことはただひとつ、女性がお互いに助け合える場、 “ economy of care “ をつくることで、そこは「フォロワーがX人いる」ではなく「手助けしてほしい」「質問がある」「寂しいから友達になれる人を探してる」というようなやりとりのある場だと言います。

Peanut Pods では引き続き、女性が安心してコミュニケーションを取れるよう安全性の水準を守っていくと話しています。
これは、他の音声プラットフォームでハラスメントの標的とされていた一部の女性にとって特に関心を惹くものとなりえます。

Peanut は、音声機能を用いて女性ユーザーと専門知識を持つ人を繋ぐと期待されます。

Peanut では Clubhouse とは異なり、話していてもいなくても、全員が同じステータスとなるよう “ stage “ を廃止しています。

同アプリでは、すでにフォローしているトピックに基づいて興味のあるチャットを見つけることができます。さらに重要なのは、他のトピックをミュートすることもできるということです。

ローンチされた Peanut Pods の機能は、同サービスの200万人のユーザーの元に届くでしょう。
この機能は無料で使えますが、将来的に有料コンテンツの追加と共にフリーミアムモデルに移行する予定のようです。