気になる記事3本【Neverland/Clubhouse/Getlabs】
Gardening startups like Neverland want to make every day Earth Day for the home gardener
Vera Kutsenko と Hayley Leibson が創業した Neverland 社は、アマチュアの園芸家と、誰かと話したい人々がパンデミック以降急増していることを背景に、ユーザーとガーデニングショップをつなぐマーケットプレイスとなることを目的としたスタートアップです。
ガーデニングのビジネスはパンデミックの間に急成長し、売上高は2020年に9%増でした。
こういった市場動向に加え、共同創業者2人の家庭菜園への熱意が起業を後押ししたそうです。
Neverland は顧客データを用いて、ユーザーの位置情報やどんな植物を育てたいかという情報に基づき、ホームガーデニングをより良くする方法を提案します。
Kutsenko 氏によると、世界の植物やガーデニング市場は約520億ドルで、その内の280億ドルが家庭のガーデニング(室内外)だそうです。
同社は今夏のサービスローンチに先駆けてインスタグラムのフォロワーを増やしており、既に14万フォロワーに達しています。
📍Neverland インスタグラム
Clubhouse is partnering with the NFL for draft week programming
Clubhouse が NFL (National Football League) とパートナーシップを結びました。
スポーツとの提携は Clubhouse 初の試みとなります。
NFL がドラフトをテーマとしたルームのホストとなり、選手の評価や、ファンによる人気投票(模擬ドラフト的な...?)、アラバマ大学のフットボール部 OB との会話といったコンテンツとなるようです。
Getlabs, an at-home medical labs company, launches with a $3 million raise
家庭で採血ができる Getlabs は、採血してから治療を開始するまでの時間を解消するサービスとしてローンチされ、シードラウンドで300万ドルを調達しました。
「あらゆる医療的判断のうちの70%は試験所の結果に基づくが、30%の患者はラボの指示に従わない」と Getlabs は言います。多くの人にとって、診断結果を待つ時間はただひたすら退屈なものです。
Getlabs では、採血が行われたらすぐにユーザーの選んだラボで処理されます。
家庭での採血の場合、Getlabs から患者に、採血に来てもらう時間によって29〜49ドルが請求されます。
このサービスは、創業者がビジネス立ち上げで忙しく、ラボまで運転する時間と待ち時間に1時間しか割けない......でも行かなきゃいけない、待たなきゃいけない......と言う体験から生まれたそうです。
現在のヘルスケアは、医師の元まで行き、ラボで検査し、結果が医師に戻ってきてから薬局で薬をもらう、というステップとなることがほとんどです。
バーチャルケアサービスや、Capsule や Amazon Pharmacy 、PillPack といった処方薬配達サービスが拡大する中、Getlabs もヘルスケアの利便性を高めてくれそうです。
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