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北欧の物価−食料品、外食費

今回旅した北欧の4カ国では買い物するほとんどの商品に25%の付加価値税(消費税のようなもの)がかかります。デンマーク以外の国では食料品に対する税率は低くなっていて、ノルウェーは15%、スウェーデンは12%、フィンランドは14%です。
とにかく物価が高いイメージの北欧ですが、実際どうだったのかを記録しておきます。
旅行中の以下のレートで日本円に換算しています。
フィンランド 1€=122.8円
スウェーデン 1SEK=11.3円
ノルウェー 1NOK=12.2円
デンマーク 1DKK=16.5円

◾️水(スーパーまたはコンビニの500mlのペットボトル1本の値段)
ヘルシンキ → ¥95
ストックホルム → ¥110
ベルゲン → ¥260(これは観光地価格なのかもしれない)
コペンハーゲン →¥75

◾️コーヒー(街のカフェやデリなどでコーヒーマシンで入れるタイプの1杯の値段)
ヘルシンキ → ¥380
ストックホルム → ¥450
ベルゲン、オスロ → ¥500
コペンハーゲン →¥500
バリスタチャンピオンのコーヒー店や1杯ずつドリップするタイプだと¥800くらいかそれ以上。

◾️パン(街のベーカリーのクロワッサンやシナモンロール1個の値段)
ヘルシンキ → ¥370
ストックホルム → ¥450
ベルゲン、オスロ → ¥430
コペンハーゲン →¥450
パンはどれも本当に美味しかった。

◾️ビール(お店で飲む場合の1杯の値段。400ml程度のグラスまたは小瓶1本)
ヘルシンキ → ¥550
ストックホルム → ¥800
ベルゲン、オスロ → ¥900
コペンハーゲン →¥800
ビールは銘柄や場所によって値段が違うので、大体の目安。

ちなみにスーパーで売っている卵の値段は
ヘルシンキでは10個入り¥730、安売りしていて¥550くらい。
ストックホルムでは6個入りで¥230でした。

◾️外食について
イメージとしては、
朝食にベーカリーカフェでパン2個(もしくはサンドウィッチ)とコーヒーで¥1,500前後。
そこそこ素敵な感じのカフェでランチセット、¥3,000〜¥5,000。
晩御飯はレストランで前菜、サラダ(orスープ)とメインディッシュ、
そしてビールかグラスワインを飲むと¥15,000
せっかくの旅行だし、人気のお店、話題のお店に行きたいな、となるとこうなります。
もちろん、リーズナブルなハンバーガーショップやケバブ屋、ピザ屋なども沢山あります。(北欧にはMAXというハンバーガーチェーン店があってどこも賑わってました)それだと大体1,000円程度で収まります。
現地の人たちにとっても外食は高価なので滅多に外食しないらしいし、するとしたら絶対に美味しいところにしか行かない、そうです。

旅行中、外食三昧って訳にはいかなかったけれど、せっかくの旅行なので
自分なりに選んだ食事を値段と一緒にいくつかご紹介。

ヘルシンキ
かもめ食堂のおいしいフィンランドBOX ¥4300

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ストックホルムのチーズバーガー ¥2,200

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ベルゲン魚市場のテイクアウト用のスシ ¥2,300

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コペンハーゲンのアイスクリーム ¥660

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コペンハーゲンのヘルシーなお粥屋のキノコと野菜のおかゆ ¥1,200

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コペンハーゲンのスモーブロー(オープンサンドウィッチ)  これ1つで約¥2,000

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料理はどれも美味しかったけれど、薄味の私には味付けが濃いなと感じることも多かったですね。
基本的に北欧はチップの習慣は無いんだけれど、少し大きなレストランだとクレジットカードで会計する時に、合計金額に追加して払いますか?と表示され、YesかNoを選びます(追加分がチップになるんだと思います)。どうしても日本の外食費と比べてしまってこれ以上は追加で払う気にはなれなくてNoを選ぶと、明らかに不機嫌な顔になる店員もいました。
日本の外食って、なんて安くてクオリティが高いんだろうと改めて感心してしまいました。

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