見出し画像

北欧の物価-交通費、観光施設など

1.交通費
北欧4か国は各首都の市内の公共交通機関は鉄道、地下鉄、トラム、バス、ボートがあり、とても充実しています。料金はゾーン制。それぞれのエリアがゾーン分けされていて、目的地まで何ゾーンあるかによって料金が決まります。国によって多少違いますが、市内観光するだけなら、大体1ゾーンか2ゾーン以内で収まります。
現地の人たちはICカードやスマホで乗車していましたが、私は1回分の乗車チケット(シングルチケット)か、乗り放題チケットを購入していました。シングルチケットは60分(指定ゾーンが広い場合は90分)以内なら何度も乗り換え自由です。どの乗り物でも共通に使えます。
乗り放題チケットは24時間タイプ、72時間タイプなどがあり、こちらもどの乗り物にも使えます。
また、各都市には街の名前がついた「シティカード」(コペンハーゲンカード、ストックホルムカードなど)があり、こちらは交通機関の乗り放題にプラスして多くの観光施設の入場が可能です。

で、料金ですが今回も以下のレートで日本円に換算しました。
フィンランド 1€=122.8円
スウェーデン 1SEK=11.3円
ノルウェー 1NOK=12.2円
デンマーク 1DKK=16.5円

◾️シングルチケット(購入できる最小ゾーンの料金)
ヘルシンキ → 約¥300
ストックホルム → 約¥500
オスロ → 約¥440
コペンハーゲン →約¥440
2、3回乗り換えて30分から60分くらいかけて移動するなら都内の電車移動と同じくらいのような気がするけれど、近場(バスで3つ先の駅まで行くとか)だとちょっと高い気がする。だから、自転車や電動キックボードで移動する人が多いのかも。

◾️乗り放題チケット
ヘルシンキ → 72時間チケット 約¥2,000
ストックホルム → 72時間チケット 約¥3,000
オスロ → 24時間チケット 約¥1,300
コペンハーゲン →シティカード5日間 約¥16,500
1日に3回以上乗るなら、乗り放題チケットの方がお得になります。
コペンハーゲンではシティカードで美術家や博物館など¥11,700分の入場券を使ったので、まあ、お得だったのかなと思いました。

↓コペンハーゲンカード(上)とヘルシンキの乗り放題チケット(下)

画像1

2.観光施設
北欧の各首都には美術館、博物館、王宮や市庁舎など見どころが沢山。
チケット料金は¥800〜¥2,500程度。¥1,500以上の場合はだいたい複数施設が見れるチケットになっていたので、観光施設については日本と料金はそう変わらないという印象でした。

これは↓ストックホルム市庁舎。毎年ノーベル賞の授賞式が行われる場所です。

画像2

3.衣料品、アクセサリー、雑貨など
コペンハーゲンで最大規模のデパート「ノルド」に行ってみました。
女性衣料品売り場を見てみると、ワンピース¥25,000、セーター¥15,000、ブラウス¥10,000、ジーンズ¥20,000、ざっくりこんな感じでした。
もちろんもっと安く売っている店は他にありますが、デパート価格と考えると日本とそんなに変わらないのかな、という感じ。その他雑貨(家具や小物)や書籍については少し高めの印象だったけど、これ北欧の物価が高いというよりも円が安いからなのでは?と思いました。

と、いう訳で(私が見た範囲はほんの一部ですが)北欧の物価は食費(特に外食費)は高いけどそれ以外は日本とそんなに変わらない(日本円が弱いのね)、というのが私の実感でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?