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【薬膳のキホン② 陰陽】

薬膳の根幹をなす思想に「陰陽五行」というものがあります。
今日はちょっこし「陰陽」のお話。

「陰陽」は、いんよう、おんよう、おんみょうなどと読みます。
英語では yin-yang です。

「陰陽」とは・・
天地の間にあるものは、森羅万象、互いに対立しあい依存しあっているという考え方です。
どちらかが良いとか悪いということはありません。

男女・昼夜・動静・表裏・剛柔・凸凹などはそれぞれ陽と陰とされます。

特に薬膳で登場するのは、体の部位でしょう。

上半身は陽、下半身は陰です。
日が当たる体表が陽、当たらない体内は陰です。

体表は、日の当たる背中が陽、当たらない腹部が陰です。

体内も、内臓や血液などを、それぞれ陰陽に分類して考えます。
六腑が陽で、五臓が陰、という具合です。


そしてそれらの「陰陽のバランス」がとれていることが「健康な状態」ということになります。


「陰陽」を示す象徴的なこの太極図は有名ですね。

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