見出し画像

昨年コロナ禍のヘイトクライムで襲われた、NY在住の日本人ジャズピアニスト海野さん

トップの写真は、私が2019年の夏にNYにふらっと遊びに行って、立ち寄ったJazz Clubの老舗、Dizzy’s Clubで撮ってきたもの

昨年9月にNYで日本人ジャズピアニストが、「チャイニーズだ、やっちまえ」と言われ8人の若者にボコボコにされた事件が報道された時、その1年前に私が最高の時間を過ごさせていただいた、あの時の日本人ピアニストの方だ😭と、すぐ気付いたのだけど、確認するに至っておりませんでした

自分のFB投稿ログを年月でソートして、その日の投稿を見返したら、当日のバンド名と偶然日本人のピアニストさんで興奮している様子のみ(下記参照)です。バンドのサイトに飛んでもお名前を確認できないな〜と思っていたのですが、、

【New York - Day 4__23°C / 16,474 steps】
(省略)...in the end, experience at a jazz club was just the right choice. Tonight’s performance was with Milton Suggs Quintet (https://www.jazz.org/dizzys/events/9588/milton-suggs-quintet/), in which coincidently the pianist was a Japanese guy 🤩! (省略)
I ❤️ New York 🎷   (自分のFB投稿より)

今日コメント欄まで再度見てみたら、最後に自分でちなみにこの方でした、とリンクを入れており、やっぱり私が2019年夏に至福の時間をいただいたジャズピアニストの海野(うんの)さんだった、と確認できたのです

なぜ急に再確認したかというと、今日たまたま20日に放映され再放送していたNHKスペシャルの「この素晴らしき世界 分断と闘った ジャズの聖地」を、観たからなんです

事件のその後の海野さんを中心に、現在のNYのジャズシーン復興まで、ジャズがずっと流れてる素敵な番組に観入ってしまいました

NYの地下鉄ホームで8人の若者たちに暴行され、助けてと言ってもみんな見てるだけ…って恐怖です、怖すぎます。ピアニストなのに肩や鎖骨に複雑骨折も負わされ、日本に帰ってきてずっとリハビリされていたんですね…

まだ怖いけど、ヘイトクライムに屈したことになるのが嫌だと言って、今年ご家族とNYに戻られています。トラウマで地下鉄にはまだ乗れない、とも仰っている中、JAZZ音楽のお仲間と痛い肩を我慢しながら、無事ライブに復帰されます

良かった、とにかくまだまだ前みたいには行かないのでしょうが復活できて本当によかった😭

音楽には人種の垣根はありません。その世界でNYで頑張ってこられていた日本人ピアニストの海野さん。偶然、生で演奏を拝聴していたので親近感を勝手に抱いてしまっています

なので、この事件のことも海野さんのこともご存知なかった方に、こんなことがあっても純粋に音楽とカルチャーを愛して、強い気持ちでNYに戻り頑張っている音楽家さんがいる、ということをお伝えしたかったまででした

長文、最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️
What a wonderful world♪を聴きながら寝たいと思います…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?