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就活で志望理由が聞かれない?!しいたけから考える精神障がい者雇用のあり方

こんばんは。
I LOVE 北区Tシャツを着て埼玉県を歩いていたら道行く人から驚異的注目を浴びたコマツです。
(さいたま市にも北区はありますよっ!)

さて、本日は、さいたま市桜区にある「アスタネ」さんを訪問させていただきました。

心がほっこりする田園地帯の中に、「シイタケ」の旗がはためくアスタネさんは、就労継続支援A型事業所。
勉強不足なこともあり、わたしも初めて聞いた際はなんぞや…というわけで。

※就労継続支援A型とは
企業等に就労することが困難な障がいのある方に対して、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行います。
このサービスを通じて一般就労に必要な知識や能力が高まった方を最終的には一般就労への移行を目指す施設です。

引用:アスタネHP「アスタネとは」

ざっくり言うと、障がいを有する方に働く機会を提供し、就労復帰を支援する場、ということですね。

障がい者の方がパンやクッキー、手芸品などを作り、地域のお祭りに出店、といったケースはみなさんも見たことがあるのではないでしょうか。

アスタネさんは「しいたけ」を栽培・販売されています。

最近メディアでも取り上げられることが多いアスタネさんのポイントは「精神障がい者」が働く環境づくりにフォーカスされているということ。

これまでの障がい者雇用は
・法定雇用率を守らなければならない
・身体障がいと異なり、精神障がいは日々状況が変動しがち(というイメージ?)

という点から、精神障がい者の雇用が広がらず、法定雇用率を満たした企業や行政機関もその多くが身体障がい者、というケースが多かったようです。

今回の訪問を通して
・しいたけはメンテナンスすれば3〜4回生えてくる!
・期数(?!)を重ねたしいたけは肉厚で美味い!!
などしいたけナレッジも増えたのですが。。笑

施設管理者の方からお話を伺う中で、
障がい者雇用に対する事業者側の過剰な身構えと、それに新たな悩みを覚える就労者というサイクル構造に気付かされました。

わたしも社会人1年目。ついこの間まで就活をしていましたが、
一般的に就活や転職活動では、
「御社の〇〇のミッションに共感し…」とか「マーケティングをやりたい」などなど
会社や職種への志望理由が必ず聞かれますよね。

それが「障がい者」の就活となると、
「何時間働けますか」
「立ち仕事はできますか」
など
就労環境の条件面をひたすらに尋ねられ、
志望理由や前職の経験が全く聞かれないことが多々あるそうです。

たしかに雇う側の事業者の心配も分からなくもありませんし、私が人事の立場ならそうしてしまうだろうなぁ…と。

その一方で、特に精神障がい者の方々は、優秀なスキルを持つものの、
十分な役割が与えられなかったり、いわゆるパワハラにあったりしたことで
「その環境の下での仕事」ができなくなってしまった、というケースが多いそうです。

ということは・・・
・前職の経験を活かしたい!
・営業を通して販路拡大にチャレンジしたい!
など目標を持っていても
「この会社は自分に本当に役割を与えてくれるのかな…」と新たな悩みを抱えてしまうこともあるとか。

こうした「課題」をアスタネさんは「仕組みづくり」で解決されています。

具体的には
▶︎しいたけの栽培・収穫・パック詰めから販売戦略立案、営業まで業務を細分化し、
▶︎就労者のこれまでの経験や希望を活かすことが出来るような仕組みが構築されていること
▶︎その仕組みが「事業者の過剰な身構えと、新たな悩みを覚える就労者」という負のサイクルを断ち切り、就労支援につなげている
といった形です。

障がい者雇用の実態というと、法定雇用率を守るための「単純」な作業を切り出すことが、世の中の多くではありますが、
「それでは、自分たちが必要とされる居場所作りにはつながらない」と語る施設長の方の言葉に心を動かされました。

◆◆◆

40人程度の小さな事業所からは、さいたま市内のスーパーや、都内百貨店などに1月あたり35,000パックも出荷されるとのこと(すごい!)

お土産をたくさん買ってきたので、今週はしいたけ料理の日々になりそうです。

しいたけから障がい者雇用のあり方を考えさせられた、そんなソーシャルな日曜日でした。

では、また。

#あたらしい党 #あたらしいあたりまえをつくろう #しいたけ #アスタネキッチン

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ありがとうございます!もっと政治を身近に!がんばります!
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