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「白いふくろう・うさぎ・羽・雲」シンクロサインの受け取り方と解読アンテナの磨き方実例1

ふくろう

友達がTwitterで未来世占い結果をシェアしていた。どこかの誰かがお遊びで作った単なるゲーム。本名、ペンネーム、あだ名どれで占ったか記憶にない。

「あなたの未来世は白いふくろうです」

嬉しかった。ぐるりと首をまわして360度どこでも観察できる!飛び回らなくても。移動しなくても。

生来の趣味が観察。特に人間を含めた生物とエネルギーの流れ、仕組み、構造を観察するのが大好き。

その後しばらくたってから何かの記事で250度という度数を目にした。あ、私はまだ110度首をまわしていない部分があるんだ。

直観的にそう解釈した。未来世と言うくらいだから、きっと何か大きな変容が起こり一度死ぬような経験をすることで360度首をまわすことができるようになる。

私は死を恐怖と結びつけてはいない。

もちろん肉体の痛みや精神的な苦しみを伴う死を歓迎している訳ではなく、何かが生まれる前のサイクルのひとつだと捉えている。

未来世・過去世ということばを使うと直線的に時間は流れるように感じられるけれど、これは地球という星のルールであって、むしろマイノリティ派。

ここに深入りすると論点がずれるので省略。

「白いふくろう」ということばから連想したイメージや目にした情報から、私は当時こう解釈した。

「私の現在の視野は250度。何か人生を一変するような出来事が起こり視野は一気に広がるだろう」

事実、毛虫が蛹になり蝶になるような変容をした。蛹はじっとしている間に内部がどろどろに溶けてから蝶に生まれ変わるらしい。

うさぎ

「白いふくろう」のキーワードの前から私の目の前によく現れていたサインは「うさぎ」。カラフルなうさぎのイラストが描かれた時計の夢。マウスポインターのうさうさ。旅先で買った小皿。友達がくれたはがき。母がくれたカレンダー。友人の手作りの人形。幼稚園時代にもらった貯金箱。

意識して集めた訳ではないのに、うさぎ小物が手元にやってくる。あまり鳴かないけど耳をすましてよく聴いている生き物。自分の生き方と重なる。

母方の家系を遡ると「多聞院」という名のつく修験道場の血が流れている。修行をして姿の見えない指導者の声を聞く訓練をしていた。山伏という呼ばれ方をしていた頃もあったそうだ。

多くを聞く。全てを語らない。耳をピンと立てて物音を聴くうさぎのイメージとシンクロする。

くったりと耳が垂れ下がっているロップイヤーのうさぎが大好き。外見の愛らしさに惹かれるところもあるけれど、おそらく「聞こえすぎるとキツい」ということを察知していたから、無自覚で「かわいい」と思っていた。

魂の片割れの彼とつながるきっかけになった絵のアイデアも、もとはうさぎの置物だった。インスタで見かけた白ウサギの瀬戸物の写真。地模様が素敵で、そこからヒントを得て猫のシルエットに模様を描き込むという手法を使ってみた。

次に羽。ちまたでも白い羽根は天使のサイン、というような解釈がある。

「ものごとが上手くいってるよ」

ということばの代わりに、肉眼で見ることができる羽をひらりとどこからか届けてくれるのだろう。

誰が?何が上手くいってる?という突っ込みはしない。ふわっと全体が流れに乗っているんだな、と受け取る。

羽ペンも私にとってはキーシンボル。カリグラフィーは生業のひとつでもあるし、文章を書くことの象徴でもある。

もうひとつ強いメッセージはインディアン時代の過去世。アメリカ大陸に住んでいたネイティブの現地人だった頃、私は歌を歌うことでハイヤーセルフとつながるシャーマンのような女性だった。

その人生では、魂の片割れは肉体をもっていなかったので、ハイヤーセルフを通じてエネルギー交流していた。

今の職場で作っている服と仕事中の髪の束ね方は、インディアン時代を濃く呼び覚ますので心地がいい。

インディアン風の羽飾りが好きという訳ではない。むしろ嫌な感覚が蘇る。仲間が闘いに出かける時のヴィジョンが切ない。大事な家族や友人を縄張り争いで失うことが悲しかった。

そして雲。これは常に私にダイレクトメッセージを送ってくるもののひとつ。自由自在に形を変幻させることができるから、姿のないサポーター達が活用しやすいのだろう。

空にぽっかりと変な形の雲が浮かんでいても、ほとんどの人は気にしない。だから大胆なメッセージをぽんっと形にしても大丈夫。とても便利なツール。

「もうすぐ大きな白い羽をもった存在がやってくるよ」

と雲が語っていた数日後、白猫スカイが我が家にやってきた。生後数カ月の子猫だったから最初はわからなかったけれど、成長したスカイの尾は見事にふさふさ。

嬉しそうに尾を立てて歩く姿は、大きな羽根を広げている様にみえる。

アンテナの磨き方

こういう感じでサインやシンクロを感知しながら暮らしている期間が長いので、アンテナをわざと鈍らせていた頃の記憶には霞がかかっている。

ぼやけたアンテナの磨き方は実にシンプル。

「なぜかわからないけど最近目につく、耳にする、気になる」物やことば、出来事をメモする。

それだけ。

数字、色、アルファベット、食べ物、動物、ことば、なんでもいい。単語の羅列で大丈夫。幼子が言葉を覚えるときのように、先ずは音や単語を捉えて書く。

最初はちっとも訳がわからくていい。私達が言葉を覚えたときもそうだったはす。意味がわかるから何かを言う、という行為に至る前に音と語感に慣れる。

おもしろそうだな、と感じたらやってみてください。だんだんと文脈(エネルギーの流れ)をつかめるようになると思います。


Grazie 🎶