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誰かの「知ってる」は誰かの「知らない」

少し前から、仕事仲間の親しいコピーライターさんとの会話でよく出る言葉があります。

「みんな意外に知らない……?」

なんかね、自分たちが当たり前に知っていることが、案外、人に知られていない。そう思うことが多いですねって。
ちゃうねん、知識自慢をしたいわけじゃなくて。逆に言えば、人が知っているのに自分が知らないこともあるはずで。
これは仕事目線でのユーザーや消費者ということだけでなく、近しい人間関係であっても、同年代であっても。

もちろんみんなそれぞれ育ってきた環境や受けてきた教育、日々見るものなどなどが違うから当たり前なのですが、最近、個人個人の差が昔より広がっているような気がする。
なぜだろう?と考えて見たのですが、おそらく、SNSの発達でいろいろな情報や知識が得やすくなった一方で、情報が多すぎて限られた時間内で追いきれず、自然と偏って受け取ってしまっている、というのがあるのでは?と。
(私もなるべく偏らないようにツイッターのアカウントを複数持ったり、LINE NEWSやNewsPicksなど全く違う編集のニュースを見たりしていますが、それでも、その日の大ニュースを夜まで知らないことがたまにあります)

自分が知っていることを人は知らないかも。多くの人が知っていて自分が知らないことがあるかも。その両方の可能性を知っておくことは、とても大事だと思うに至りました。日常でも、仕事でも。
うまく生かせば、前者は自分の得意分野の発見になるし、後者は知ることで自分をアップデートできる。

コピーライターさんとの会話に戻ると、自分たちにとっては当たり前で真新しくない情報でも、誰かにとってはとても新鮮かもしれない。そんな視点も忘れずに、編集、ライティングしていきましょう、と話しあいました。

あと、話は少し逸れますが、noteって普通のブログと少し違っていて(あくまで個人的なイメージですが)誰かの役に立つことや、新しい発見やヒントになること、を発信した方がいいように思ってしまいます。
それはそれでいいのですが、自分がそこまで気合を入れなくても、当たり前に知ってることが案外知られていない可能性もあるのでは? と考えると、伝えたいこと書きたいことは、結構増えるかもなあ。なんて思ったりしました。

せっかくなので、私が最近知ったこと(知ってる人は普通に知ってそうなこと)を挙げてみます。

自撮りって鏡と同じになるんですね!(普通のカメラのように撮れると思っていた)俳優さんやアイドルさんの上げる画像の服のロゴなどが時々左右反転している謎が解けました。自撮り写真を、人から見えている(普通に写真を撮ったときの)顔にするためだ!
noteって一度下書きに保存したら、公開日もその日になるんですね!(知らなくて書きかけをまるまるコピーしました)(たしかにその方がいい時もありそう)
バッハってすごく古い時代の人っぽいイメージですが、日本でいうと江戸時代なんですね。(バッハが生まれたのは綱吉の時代)西洋音楽って結構新しいんだなー
ものすごく小さいチューリップが流行り始めてるぽい!(BloomeeLIFEで送られてくるといいなあ)
「2.5次元」と呼ばれる、漫画やゲームを原作にした舞台、わたしも好きなんですが、市場規模どれぐらい?と思ったら、年間150億円を超えていた…!(※2017年)(紅白に出てきた「刀剣男士」もそのコンテンツの一つから生まれたキャラクターです)

思いついたままですが、きっとまだまだあります。

noteの更新、今年は増やしていければと思います。

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