最近の日韓関係悪化の経緯

最近の日韓関係の悪化には次の3つの流れから来ている。

1.徴用工問題(2018年10月)
過去に韓国内で日本企業が韓国人を奴隷のように過労させていたことに対して、1965年の日韓請求権協定で『解決済み』とした。
だが『国』同士の解決はされたにせよ、『国民』への対処は何もされていないと2018年10月に韓国の最高裁にあたる大法院が『日本製鉄』に韓国人4人に対して、一人あたり1000万円の支払いを命じる決定をした。
ちなみに日本製鉄だけではなく同様に訴訟中の企業が他にも70社ほどある。
(慰安婦問題とよく似た問題である)

2.韓国がGSOMIA破棄を決定(2019年8月22日)
GSOMIAでは日本から韓国へ『北朝鮮に関する衛星情報など』を提供し、韓国からは主に『脱北者や中国や北朝鮮に関する情報』が共有されていた。
そして近年の北朝鮮のミサイル発射の多発により、発射の情報は隣国の韓国の方が入手が早いので、発射情報を韓国から日本へ共有します。
日本からはミサイルの軌道とどこに落ちたのかという情報を共有します、という内容だった。
(この情報はアメリカにとっても有益なのでトランプ大統領も韓国のGSOMIAの破棄を強く批判している)

3.日本が韓国をホワイト国から除外(2019年8月28日)
日本から韓国へ輸出する際に必要な書類や手続きが増えた。(輸出優遇措置を失くした)
日本製品やその部品は、物に寄っては軍事兵器として使える物があるのだが、軍事兵器として使用もしないし他国へ輸出もしないですよね、信用しますよとの認定がホワイト国なのですが、韓国をその認定国から除外した。

この他にも『竹島問題』や日本の支配があったという『歴史的背景』も便乗されている。

だがしかし、この韓国の日本に対する嫌悪感の見せつけは韓国内の政治的な背景も絡んでいると言われていて、これを良く思っていない韓国人も多数いる。
一体この先どうなるんだろうか。

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