10万円給付は高額所得者の税金から来ている


新型コロナウイルスの経済対策として国民一人当たり一律で10万円の給付に向け政府が動いている。
当初の予定では減収世帯に30万円の給付が検討されていたが、一人一律10万円に修正された。
これに対して一部の人が「高所得の人にも給付するのは如何なものか」と批判が出ているようだが、西野亮廣氏が面白い喩え話をしていた。

飛行機に安い料金で乗れるのは、V.I.P.の人達が高い金額で乗ってくれるからである。

V.I.P.が高額な運賃を支払いファーストクラスを利用する。
その金額だけでほぼ飛行機を飛ばす料金が回収出来るのだが、スペースがあるのでついでに一般のお客さんをエコノミークラスで乗せてしまおう、という理由で一般人が飛行機を安価で利用出来るとのこと。
税金にしても同じで、高額所得者が大金を納めているので国の設備の予算を賄えている。

実際に日本人の平均年収である330万円から695万円の人の所得税率は20%、それに比べて年収4000万円を超える人の所得税率は45%である。
仮に年収が330万円だと66万円で、年収4000万円だと1800万円が税金として納めなければならない。

こんな事を考えると高額納税者には「あざーす」と言いたくなるでしょ。とのこと。
細かい事を考えるとツッコミどころもあるのだが、素直にそう思って生きる方が幸せになれそうなので、僕はそう考えることにする。
高額納税者の方々、あざーす。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?