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Xファクター

最近聞くことが多くなった「Xファクター」という言葉。

Xファクターとは、英国のTV番組「X-Factor」(Wikipedia)というリアリティ音楽オーディション番組から取られた言葉。エディー・ジョーンズ前・日本代表ヘッドコーチなど世界のコーチ・スタッフ陣が使う言葉。直訳すると「未知の要素」ですが、ここでは「素晴らしい(特別な)才能」とも言えるでしょう。

日本代表にも「Xファクター」と呼ばれる選手が何人もいます。今回は特に今回のワールドカップで注目してほしい(かつ、初心者でも注目しやすい)3人を紹介します。

日本代表のXファクター① 福岡堅樹(WTB)

福岡県出身 / 26歳 / 175cm / 83kg

メディアで紹介されるときは「韋駄天」。50m走5.8秒という快足は、特に 走り出しからトップスピードへの加速は世界トップレベルです。その足の速さを活かして、リオデジャネイロオリンピックでは、15人制よりもさらに速さが求められる7人制代表としても活躍。今回ワールドカップではエーストライゲッターとして「ボールを持てば何かをしてくれる」と期待できる存在です。

日本代表のXファクター② アマナキ・レレイ・マフィ(No.8)

トンガ出身 / 29歳 / 189cm / 112kg

トンガ出身のNo.8。力強い突破力とフィジカルは、前・日本代表ヘッドコーチからは「神からの贈り物(Gift,Genius)」と称され、またメディアでは「フィジカルモンスター」と呼ばれる存在。スーパーラグビー2018では、南半球のそうそうたるメンバを差し置いて、週間ベスト15(No.8)に5度選出されました。世界屈指の破壊力で、日本の攻守の要となります。

日本代表のXファクター③ 松島幸太朗(WTB/FB)

南アフリカ出身 / 26歳  / 178cm / 88kg

ジンバブエ人の父と日本人の母を持つ、松島。スピードはもちろん、ランニングとボールをもらうポジショニング、などトータル的にスキルが高い選手。パシフィック・ネーションズカップでは、相手のディフェンスラインの逆を突く走り込みで、一気にトライを取り切りました。高いスキルからの得点力が魅力です。


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