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【観戦記】ラグビーワールドカップ2019 プールD オーストラリアvs.ジョージア

対戦カード

すでにプール戦2位で決勝トーナメントへの進出チームがきまっているオーストラリア。対して、プール戦での敗退が決まっているジョージア。ただし、ここでジョージアが勝つ、または4トライ以上をとっての引き分けなら、プール3位。次回ワールドカップのシード権獲得です。

試合前

今年最強かつ最大級の台風19号の接近で、会場は風と大雨。会場へのアクセスで徒歩が長いエコパスタジアムは、行く道のりも大変でした。それでも4万人近くの観客が訪れました。

オーストラリアは、決勝トーナメントに向けて、キャプテンのFLフーパー選手を始め、多くの主力を温存。一方のジョージアはベストメンバーです。

試合展開

オーストラリアがボールを保持するものの、なかなか取りきれない展開。雨の影響もありますが、ジョージアのディフェンスが、頑張って堪えます。

最初に試合が動いたのは前半22分。滑りやすいボールを横展開しながらフェーズを重ね、最後は密集からボールを出したSHホワイト選手が、密集の左に入り込んでトライ。

その後、両チームがペナルティキックを決めて 10- 3 で折り返します。

後半58分には、センターライン付近で雨で滑ったボールを拾ったオーストラリアWTBコロイベテ選手が50mを相手を振り切って走りトライ。
一方のジョージアも猛攻します。自陣22m付近でオーストラリアからボールを奪うと、縦に突破、センターライン付近でWTBトドゥア選手がボールを受け取り走りきってトライ。相手が追いつけないスピードでトライまでもっていきました。

最後は、ジョージアが力尽きたか・・・後半70分すぎて、ジョージアが疲れたところをオーストラリアが怒涛の攻撃で2トライ。

オーストラリア 27- 8 ジョージア ( 前半 10 -3 ) 

試合が終わって

雨風が強まる中でも、最後まで挨拶をする両チームの姿が素晴らしかったです。特にジョージアの我慢強いディフェンスは、目を見張る頑張りがありました。

ジョージアがここで消えてしまうのは残念ですが、素晴らしいゲームを見ることができました。


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