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ラグビーワールドカップ2019注目選手 フルバック(FB)編

フルバック(FB)とは

フルバック(略称:FB、背番号:15番)
チームメンバの最後尾に控え、攻撃ではハイパント処理をして攻撃の起点となり、守備では最後の砦となるポジション。バックスの中では比較的がっしりした体形で高身長な選手が多い。前回大会でフィーバーになった五郎丸選手がFBです。

注目選手① 山中亮平選手

大学時代にはSOとして注目された選手ですが、神戸製鋼コベルコスティーラーズでFBに転向した山中選手。2回のワールドカップ直前の落選を経て、今回ワールドカップでついにメンバー入りした「遅咲きのニューフェース」。SO出身だからこそ判断力や俯瞰力も魅力です。

注目選手② ベン・スミス選手(ニュージーランド)

WTB/FBの両方をこなす多彩なバックス。ミスが少ないそのプレーは母国ニュージーランドのメディアに「Mr. Perfect(ミスターパーフェクト)」とも呼ばれています。FBの重要な役割であるハイパントのチェイス(ボールの取り合い)では高いジャンプで相手を圧倒し、最後の砦としてのタックルもうまいバランスの取れた世界有数のFBです。

注目選手③ リアム・ウィリアムズ選手(ウェールズ)

ウェールズの正FBとして、アタック・ディフェンスとも体を張ったプレーが魅力。スリムな体からは想像つかない強い体感がでプレーをするハイパント処理やタックルは『エレガント』とも称されます。また長身を生かしたストライドでの独特のランは相手のラインをすり抜けて、トライをする須賀田も見所です。

その他の注目FB選手

FBは他のポジションと兼ねることが多いポジション。WTBで紹介した日本の松島幸太郎選手、SOで紹介したニュージーランドのボーデン・バレット選手はFBとしても一流です。また、ウェールズにはもう一人世界レベルのFB、リー・ハーフペニー選手がいます。



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