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憧れの藤島大さんにお会いした話

スポーツライターであり、早稲田大学ラグビー蹴球部のコーチを務められたこともある、藤島大さん。同じく、なんていうのは大変おこがましいのですが、スポーツを文章で表現する「ライター」として憧れる存在です。
そんな藤島大さんに、やっとやっとお会いできたお話です。

ラグビーっていいもんだね。

近著「ラグビーっていいもんだね。」は、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の後以降、ラグビーワールドカップ2019日本大会の盛り上がりまでのコラムやエッセイをまとめています。

藤島大さんは「ライター」であり「小説家」

藤島さんは、スポーツ「ライター」であり、スポーツ「ジャーナリスト」とは名乗りません。スポーツに関する記事やコラム、エッセイだけでなく、母校の早稲田大学ラグビー蹴球部をモデルにした、『北風 小説早稲田大学ラグビー部』などの小説も書かれます。

私が考える藤島さんの文章の特徴は、「美しい」だと考えます。美しさの所以は、この3つくらいではないかと

1.語彙が多く、鮮やかに描かれる(小説のよう)
2.輪郭を描くことで、実態を際立たせる(実態を書かない)
3.自分の意見は鋭くも控えめ

そのため、スポーツとしてラグビーを評価する人、良しあしを語る人から見れば、冗長・わかりにくいという意見もあります。ですが、美しいからこそ、時代が変わって、ラグビーを取り巻く環境やプレースタイルが変わっても愛されるのだと思います。

ついに、憧れの藤島さんに会う

2020年6月11日(木)、東京で開催されたラグビー関連イベントに登場されました。FlyingFijiのヤシの木をモチーフにした、夏らしい空色のアロハシャツに、トレードマークの眼鏡で登場した藤島さん。Zoomなどのアプリは「こういうものは苦手」と自分からはやらず、しかし呼ばれればZoom会議に参加して話をされます。前のめり過ぎず、周囲に合わせすぎず、でも相手が薦めることは受け止める。紡ぎだされる文章そのままの方でした。

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(お話の内容は、他のゲストを含めて別のnoteを作成予定です。もう少しお待ちください。)

ラグビーの深い森 その先の広い海

立食パーティーでサインをいただこうと思ったら、わざわざ机に向かって、丁寧なメッセージをいただきました。

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藤島さん、いや尊敬と愛情をこめて「大さん」と呼ばせてください。ありがとうございました。


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