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秩父宮のフィールド上で感じた景色(リーグワン2022-23 フラッグベアラー)

(トップ写真はリハーサルより)

手入れされた芝生の柔らかさ / 観客席からの拍手がこだまする音 / フラッグを舞い上げる強い風/ そして、試合前の選手の鋭い表情

きっと一生で最初で最後の秩父宮ラグビー場のフィールドを、自分の五感で受け取った。観客として見ていても素晴らしいスタジアムだが、フィールド上で感じる素晴らしさは別格だった。

憧れのフィールドで叶ったフラッグベアラー


私はラグビーをプレーしない。
だからフィールドの真ん中に立つことははなかったし、立てると思いもしなかった。

その夢が叶ったのがNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23プレーオフで募集されたフラッグベアラー(Flag Bearer:旗を運ぶ人)だ。
しかも、私にとっての”ホームグラウンド”である秩父宮ラグビー場だ。

プレーオフ出場4チーム(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ / 埼玉パナソニックワイルドナイツ / 東京サントリーサンゴリアス / 横浜キヤノンイーグルス)のファンクラブ会員に募集された。そして当選した。

澄んだ空気の中で楽しんだリハーサル

観客が入る前の朝の会場でリハーサル。
まずは旗の前で全体の流れを確認する。長辺9人必要なほどの想像以上に大きな旗だ。

説明を聞いて実際にピッチに。ついに、いつも観客席から見ていたフィールドに立った。前日の雨でしっとりする芝生は緑が鮮やか、踏みしめると靴底からふかっとした柔らかさを感じる。

中央で広げる。吹き抜ける風が下から旗を押し上げる。
体重の全部を使って抑えていないと浮き上がってしまいそうだ。

緊張と感動の本番

午後からの雨予報から曇り予報に変わった。

ベアラーは応援するチームのジャージやTシャツ、応援グッズを纏って集合する。私は悩んだ結果、東京サントリーサンゴリアスでが試合当日に配布されたキャップとファンクラブ特典Tシャツを選んだ。

北スタンド、バックサイド側から入場すると正面から風を受ける。リハーサルの時よりも強くなっている風を受けながらフラグを持って進む。

そして中央へ。

旗を広げる。地面から風に煽られるのを必死で抑える。

正面にある選手入場口の奥には、先に登場する東京サントリーサンゴリアスのキャプテン堀越選手が待つ様子が見える。

そして選手が登場する。
タッチライン上で止まって挨拶をする選手、全速力で走ってくる選手…それぞれのスタイルで入場してくる。普段は観客席からカメラ越しに見ているが、一様に厳しく鋭い表情は、間近で感じる気迫に圧倒された。

【御礼】ありがとうございました。

#NTTジャパンラグビーリーグワン  
事務局の皆様、素晴らしい経験をいただきありがとうございました。

ラグビー観戦歴20数年。
秩父宮ラグビー場は、21世紀になる直前に初観戦して以来500回では足らないほど来ているだろう私の「ホームグラウンド」と呼べるラグビー場。でも自分がそのフィールドに立てるとは思いもしませんでした。

時間にしたら10分にも満たないですが、入場~退場までフィールド上で五感でめいっぱい感じた感動と興奮は、一生忘れられそうにありません。

ますますラグビーとリーグワン、秩父宮ラグビー場が好きになりそうです。
これからも応援し続けます。ありがとうございました。

#NTTリーグワンプレーオフ
#RugbyExplosion
#ファンと共に日本一の熱狂へ
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#リーグワン
#LeagueOne
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