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トンガリキッズの成れの果て

どうも!
オリーブ少女の成れの果てと言うより、
トンガリキッズの成れの果ての51歳みっこです。

さて、時は1992年。
多分その頃。
スパイク・リー監督のマルコムXの映画公開が1992なんだから、その頃。

私には、世紀一大大勝負の時が来た。
そう、何度か綴ってるdictionary編集部のあるクラブキングへ面接まで漕ぎ着けたんである。

その時のお話。

その頃、あちこち原宿や代官山へ足繁く通ってた。
つまり、DEPTや、ハリラン、などの古着屋や雑貨屋が好きで。
そこでdictionaryと出会った。
と言うか、私の行く店、行く店に置いてあった。
インディー感がプンプン漂う誌面はざらついていて、
無料の雑誌なのに、トビキリオシャレで、大好きな高橋幸宏さんや小山田小沢くんの100文字表現なんてのもあった。

誌面のあちらこちらに作品募集や、スタッフ募集なんて記事もあり、

絶対この会社に入りたい!

強く強く強く願った。

当時ハマってた下北沢SHELTERで行われたVenusPeterナイトで撮った写真があったな…
そうだ、会社で買って貰ったMacを使って作品とやらを作ろう!

私は、残業のふりしてセコセコ作品を作った。

当時、夜遊びの先には何があるんだろう?と感じた詩のようなものと、
その写真を編集した、ペラ1枚の作品。
とっても稚拙なものだったと思う。

それは、編集部のNさんと言う方のおメガネに叶った?
と言うより、とにかくMacが使えると言う点で通過したようなのであった。

もう少し、この文章を広げた物が見てみたいですと、ご連絡頂き
その後、さらに作品を作ったかは記憶にないのだけど(にがわらい)、
面接に漕ぎ着ける事が出来た。

2次の代表桑原茂一さんとの面接では、私は、晴れの衣装で向かった。

忘れもしない、
頭にはマルコムXのキャップ
トップスはお金ないので、古着のチビT、
下は、一丁裏のDEPTで買った黒のライダース風のミニスカート。

マルコムXのキャップは、突っ込まれ、確か張り切ってスパイク・リーが好きと言う話もしたと思う。

面接にスーツでは無く大好きなお気に入りの格好で行けるって事だけでも、浮き足だった。

結果は見事合格。

私の人生で、BEST3に入る喜びの瞬間だった。

1位は出産
2位はこの合格
3位は、中1の時初恋の子と付き合うことになった事かなぁ…

なんせ、そんなトンガリキッズの頑張りライフがそこからスタートしたのであった。

あの会社に居たから、岡崎さんちでハーブティー飲めたり、小山田君とお茶出来た訳で、本当良い経験が出来ました。その2つの経験は、過去記事にあるので興味持たれた方は、どうぞdiggって見てください。

では!

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