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わたしが若かったころ街角には尾崎豊がいた

こんばんは。みき☆たにしです。たまに急に昔のことを思い出すの。


あれは……

いったい何年前……何十年前?思い出せない。

学生のことだったと思うんだけど自信がない。

週末、友達と飲みに行ったりカラオケに行ったりして遊んでいたころのことだと思う。

そんな時分……、黄昏時から夜にかけて、街にはたくさんの尾崎豊がいた。


あちらの歩道にひとり、こちらの街角にひとり、といった印象で、

🎸ギターをかかえて、酔いしれているようだった。

「I love you」を歌う自分に。

あいらぶゆ

わたしは、そんな彼らを横目に友達と居酒屋へ繰り出すのだった。


どうして、街へ繰り出してギターを抱えて歌うのだろう。なんとなく、自分のうちにいるよりも、素通りしていく他人だらけの街で歌うほうが、孤独がいや増すような気がするのだけど。


それがいいのかしらん。

恋にやぶれ、または、恋に踏み出せず、むなしい気持ちを夜風にさらして、バラードを弾き語るのかしら……。泣くのは自分じゃなくてギターに任せて。


よく考えたら、そういった路上の尾崎豊たちの弾き語りを、最後まで、きちんと聴いたことがなかった。

1曲あたりの時間はほんの数分だ。

彼らはいったい、いつからそこにいて、いつまで尾崎をやっていたのだろう。


今となっては、確認の余地もないのだった。


ちなみに私が好きな尾崎豊さんの歌詞は「自由っていったいなんだい」。

スクランブリンロックンロールの一部だよ。


自由っていったい、なんなんだろうね。ほんとうの自由になるって、ちょっと、怖い感じもするね。


今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!




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