LTV(ライフ タイム バリュー)の見える化
前回の続きで、田の字グラフを書く予定でしたが、先に書きたいことが見つかったのでそちらから(^^)
LTVという言葉を聞いたことはありますか。
LTVとは、Life Time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、「顧客生涯価値」と訳されます。ひとりのお客様とのおつき合いがはじまって、その取引が終わるまでの期間内に、企業にどれだけのバリューをもたらすのかを算出したものです。
とくに単品リピート通販ではよく使われる指標で、お客様の満足につながっているかを測る指標として使われています。
一般的には売上などで算出しますが、MGをやっているなら、ここはやはりMQ(付加価値)で出したくなりますよね(^^) ということで、前置きが長くなりましたが、今回はLTV(ライフ タイム バリュー)の見える化について書きたいと思います。
LTVの見える化
前回のnoteでご紹介したデータベースから、情報を引き出していきます。引き出す情報は基本の5w1hです。
・When いつ?
・What 何を?
・Who 誰が?
・How どうやって?
・Where どこで?
例えば、このようなフォーマットを先に作っておけば、UPD(アップデート)などのコマンドを使って必要な情報だけを引き出すことができます。
UPDのイメージとしては、たくさんの小人たちがデータベースを見に行って、そこから必要な情報だけを持ってきてくれる感じでしょうか(と、ワザオさんが仰ってました^^) 分かりやすい!
ある月に、ある媒体(広告)からある商品を購入されたお客様が、リピート購入されているのかを、MQベースで見ていきます。そしてMQ累計、リピート率、注文連動コスト、広告費まで全部わかるようになっています。
広告費として投資をした分をどのタイミングで回収したかが分かるのはもちろん、リピートが多い商品、媒体などの傾向がはっきり見えてきます。
傾向が見えてきたら、お客様とどのような出会いかたをするのが理想なのか、そしてどのタイミングでどのようなお声掛けをしたらいいのかなど、トライアンドエラーを繰り返していきます。
とにかくシミュレーションが大切
これはシミュレーションにも使えます。同じ条件で、広告費をアップした場合、数字がどのように動くかなど、条件をいろいろ変えてみることで、だいたい1年先まで見通します。やめたほうがいいのか、続けるべきなのか。またはDo Nothing(何もしない)という意思決定もありなのかも?そんな感じで、一年後にどうなっているかから逆算することで、今、やるべきことを考えていく感じです。もちろん、スタッフと一緒に(^^)
通販の仲間と一緒に勉強会をしたときに披露したのですが、なかなか好評でした(^^)v 高いシステムを入れなくても、いろんなことがMTでできちゃいます。Mちゃん、また通販勉強会をやりましょうね(^^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?