「心の違和感を大事にしたい」。だから教員試験は受けないつもりです。それだけを伝えるだけで、相当な涙を研究室で流した。何歳になってもどんなタイミングでも、人生の決断は相当に怖いものだけど。少なくとも自分で敷いたレールは、何度でも敷き直せる。未熟ながら感じた瞬間だ。

こんにちは！求人広告営業をしているみきてぃです。

今日は、私のことを知ってもらう少しのきっかけになってもらいたくて、自己紹介代わりにこのノートを書きました。簡単ではありますが、私のキャリアに対しての考えも盛り込めたらと思っています。

教育は人生を変える

幼いながらにそう感じたのは、小学校の時のある教員との出会いでした。
出会うまでの私は、自分のことがキライ。というのも、ぽっちゃり体形で外見にも自信がない。スーパーのレジに行くことも怖いほど人見知り。男の子たちにいじられて、「自分なんて・・・」が日常。そんな毎日を過ごしていました。

そんなときに出会ったその教員は、すごく変わった先生で。熱くてイケイケって感じで、絶対関わりたくない！と思っていたのですが、そんな先生にある時言われたんです。

「みきてぃには無限の可能性を感じる。僕がサポートするから、もっといろんなことに挑戦してほしい」

その先生は、私に唯一「ヒトとして」向き合ってくれました。無縁だと思っていた「人前に立つこと」や「リーダーになること」への挑戦。人に頼られることや、チャンスをつかみに行くことの大切さ、主体的に行動することの楽しさと「やればできるじゃん」という自己肯定感。全部教えてくれたのが先生でした。そんな先生が教えてくれた詩が、今でも私の座右の銘です。

「人に負けてもいい。しかしやるべきことをやらない自分の心の弱さには、絶対負けたくない。」

海外で感じた心の違和感

それから私は、先生みたいな教師になる！と決意しました。初めて周りに宣言できる夢ができた瞬間でした。私も誰かの記憶に刻まれるような教師になりたい。人の人生を変える人はすごい。

そんな気持ちを持ちながら、中学・高校・・・・といろんな先生に出会い、大学に進学して海外留学に挑戦し、海外の語学学校でも勉強しました。

私は教師になるんだ、といつしか自分で敷いたレール。でも海外で過ごす中で、世界の広さや可能性の大きさを感じて突然足が止まりました。

What's your dream, Miki?

反射的に”Be a English teacher."　と答えていた自分と反面
まだ決めてないけど、いろんな世界を見たいと思っている！と
語る友人の目が、いつしか輝いて見えるようになったのです。

豊富な経験が、誰かの人生の役に立つ

どんな先生になりたいの？と聞かれると、何も答えられない。
本当に先生になりたいのか？と考え直したときに、改めて小学校のあの先生が頭に浮かびました。

私は勉強を教えてもらえることではなくて、人生の豊富な経験を活かして、広い世界で見たこと・学んだことを伝えられる人になりたい。

教育の枠を超えて「ああ、この人と話したことで気持ちが楽になった。」
「選択肢が広がった」、「可能性が広がった」「自信がついた」って
そう感じてもらえる人間になりたいんだ。

それに気づいて、帰国後にインターンシップや就職活動をスタートしました。もっと、私が世界を知らなきゃ。好奇心旺盛にいろんな世界を知りに行くと、知らなかったビジネスの世界が目の前に広がって、心が躍りだす。

ああ、私は教師ではなくて、「あの先生みたいな人間」になりたいんだ。

見える世界を、もっと広く

とはいえ、冒頭に書いたとおり、８年間目指し続けたレールを自ら撤収することは非常に怖かったです。イチから敷き直し、見えない未来を探すことへの不安。教師になるために努力をしていた今までの自分への後ろめたさ。

でもそれ以上に、社会に出ることに価値を感じていました。

世界には、無限の可能性が広がっている。それを知らずしてなりたい人間にはなれない。そう思っていろんなコミュニティに入ってみたり、業界について調べてみたり、自らがキャリア支援団体の立ち上げに関わってみたりすることで、それがすべて自分の糧となり、考えの幅や行動が変わっていくことを感じました。

今、私は人材業界で仕事をしています。

様々な業界に触れ続けることができて、そして何より、転職が人の人生を変えるきっかけであると信じているからです。

転職は「働くこと」を楽しくするきっかけになる。
だからこそ、もっとポジティブなものであってほしいと思います。

様々な人の履歴書を拝見したり、法人営業をする中での中途採用の考えを聞く中で、「キャリアはどんな形があってもいい」と思うようになりました。

私自身も、今後のキャリアはまだ見えていません。でもこの記事を読んでくださった方との出会いや、様々な企業の話を聞いていく中でまた新しい道が開けるに違いないことも確信をしています。

ずっと未来にワクワクして、見える世界をもっと広くしていくことで
自分でキャリアを切り開いていきたい。そしていつか「みきてぃと出会って変わった」と言ってもらえる人が一人でも多くいるような、そんな夢を叶えたいと思っています。

長々と読んでいただきありがとうございました。私が現在のキャリアを選んだ理由が少しでも伝わっていると嬉しいです。他のnoteでは人材業界で働く中で考えたことや、プライベートでの学びなどを順次発信したいと思っています。もしよかったら、また見ていただけると嬉しいです(*'▽')