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戦前のキャンペーンガールが素敵な件

東京スカイツリー駅から少し歩いたところにある、たばこと塩の博物館の特別展『モボ・モガが見たトーキョー』を去年見に行ったのですが、その展示にあった

《森永製菓のスヰートガール》

という昭和初期のキャンペーンガールにとても心惹かれたのでそれのまとめを描いてツイッターで去年公開しました。

https://twitter.com/mikimoto_yae/status/1005434313737793541

note のほうにも自分の記録用のためにアップさせていただきます。

スヰートガールは昭和7年に生まれたキャンペーンガールです。
募集条件は高等女学校卒・健康・近代的な感覚を持つことなどたくさんあり全て満たさなければいけないのは大変だったと思います。
それでも応募者は600人以上でした。

その難関を乗り越えたスヰートガール一期生は五人でした。
写真をあげることはできませんが、一期生の中に女優になった桑野通子がいます。

芸能界の登竜門的な位置にあったのかもしれません。

当時の菓子を扱った個人商店の中には『森永ベルトラインストアー』を看板に掲げたものもありました。それは今でいうところの(たまに見かける)山崎デイリーストアの看板がついてるお店と似たような感じといっていいんでしょうか、「森永の商品をおき、他社のキャラメル・チョコレート・ビスケット・ドロップスなどの類似商品を置かない」という条件で契約をした商店で、森永ベルトラインストアーになった暁には、販促でスヰートガールが来てくれるというものがありました。

べっぴんさんが来てくれるとなると行くしかないですよね笑
人だかりができて商売繁盛になったんじゃないでしょうか

池袋によく行く人は見たことあるんじゃないかと思うんですが
池袋西武の前の横断歩道渡ってすぐの左側にある「タカセ」という、一階でパンと洋菓子を売っている昭和末期感あふれる喫茶店は元々森永ベルトラインストアーだったそうです。

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13003865/dtlphotolst/4/smp2/

スヰートガールは昭和12年を最後に中止されましたが戦後すぐに復活したそうです。
戦前からキャンペーンガールというものがあったのは驚きでした。
衣装もとても可愛くて森永の当時の力の入れようが感じられました。

まだあまり投稿できなそうですが100円でもサポートしていただければ応援したい新人作家さんの本やちゅーる(猫のおやつ)代に充てたいと思っています。