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Mさんは足にできたウオノメで長く苦しんでこられました。皮膚科でもお世話になっているそうなのですが、なかなか改善されないので、相談に来られました。

ウオノメができる場所と原因

ウオノメが発生する場所には
①足裏の2,3番目の指のつけ根や先端
②足裏の母趾や小指のつけ根
③指と指の間
④母趾の指の裏
⑤小指の付け根のヨコや先端 等々いろいろあります。
主な原因は合わない靴による圧迫や摩擦です。Mさんのウオノメは①の指に先端や④の母趾の裏(はらの部分)に出来ていました。

ゆるい履き心地の靴とウオノメ

靴を選ぶ際、足が痛いのは避けたいのが誰しもが抱く心理です。
そこで「ゆるめの靴」を履く方がかなりおられます。Mさんの場合も靴をゆるめに履く習慣がついていました。
ゆるい靴を履くと「長靴」状態の履き心地になるので、足の指先に力を入れて中底を掴むようにして歩きます。この状態だとつま先から着地するため指先に大きな負担がかかりウオノメを発症しやすくなります。トラブルが進行すると指が鉤状に折れ曲がってくることもあります(ハンマートウと言います)

適切な治療と正しい靴の履き方

ウオノメを治すために皮膚科などで適切な処置を施してもらうことはとても大切なことです。でも、靴の正しい履き方を怠ると同じ場所に繰り返し発症してしまいます。「脱いだり履いたりが面倒くさい」と靴をゆるめに履いているとウオノメ以外の色々なトラブルを抱えることもあるので、気をつけたいですね。

ウオノメの痛みを軽減できる靴を探している…そんな方は一度三喜屋でご相談下さい


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