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「いつも履いている靴が廃番になっちゃいました。とても楽だったんで似たような靴を探しています。こちらで扱っていますか?」瑞浪市内のIさんからこんなお問合せを頂きました。

足と靴の特徴を合わせる

靴のメーカーさんはそれぞれ独自の木型(靴を作る土台)を持っています。さらに分類するとタテ寸法は一緒でも―幅が広い狭い・アッパー(甲部)の天井が高い低い・つま先のデザインが細い丸みがある―などこまかい特徴があります。また、健康を考慮して中敷き(足を載せる台座部分:取り外せるものもあります)や靴底等にもいろいろな工夫をされているところもありますね。
同じように一人一人の足にもそれぞれ特徴があります。靴選びはこうした色々な条件を計算に入れて提案することになります。
Iさんの足を拝見すると土踏まず(内側タテアーチ)がやや押しつぶされていました。「偏平足気味なので仕事で5時間近く歩くと足のウラが疲れ易かったり痛みを感じることがある」とおっしゃっていました。そこで足の長さ(足長)と履いてこられた靴の内寸法を測ってみました。24.5㎝の足長に対しつま先余裕が3.5㎝とやや大き目の靴を履いておられたようです。また、脱ぎ履きがラクになるよう甲留め用のベルトをゆるくして履く習慣があり、電車や飛行機など乗り物の中ではすぐに脱いでしまうとおっしゃっていました。Iさんの足が偏平足であることとゆるくて大き目サイズの靴を履いておられることに足の疲れや痛みに通じる理由が潜んでいそうです。

足に合った靴の履き心地

個人差はありますが、履いている時にストレスを感じることなく、長時間歩いて「疲れにくい」のが足に合った靴の条件の一つと言えます。乗り物の中や室内で「脱ぎたくなる靴」はもしかしたら「疲れから足を解放したい」というサインが出ているのかもしれませんね。

正しい靴の履き方をしましょう

Iさんには足に合ったサイズの似たデザインの靴で履き心地を確認していただくことにしました。調整加工は可能ですが、疲れを気にせず歩くためにはやっぱり甲周りかかと周りで足をシッカリ固定していただくのが一番ですね。

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