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三喜屋でご相談を受ける内容の多くにタコやウオノメがあります。それらのできる主な原因は合わない靴を長期間履き続けることで起こります。

タコとウオノメってどう違うの?

タコやウオノメはどちらも皮膚が靴の摩擦や圧迫を繰り返し受けることで部分的に角質化した(固くなった)状態です。特徴としては―
・タコ:皮膚の表皮(表面側)が盛り上がってきます。1㎝から500円硬貨ほどの広範囲の面積になることもあります。足のウラの母趾、2,3番目の指や小指のつけ根辺り、かかと部などによく見られます。
・ウオノメ:皮膚の真層(内側方向)に向かって角質化が進みくい込んでいきます。4~5ミリから1㎝近い規模ですが、中央部に円形の芯が見られます。タコと同じような場所の他、足の指の背の部分や指の間にもよく見受けられます。タコもウオノメも歩くと痛みを覚えますが、特にウオノメは「画びょうを踏んだような」鋭い痛みを感じます。

どんな靴を履くとできやすい?

例えば―
・足留まりの悪いデザインの靴:足が前滑りしやすいので靴底や靴のカベで摩擦や圧迫を受けやすい。
・靴底が薄い靴:衝撃が足裏にじかに伝わりやすいので発症しやすい。
・つま先の細いデザインの靴:足の指の並び(シルエット)と靴のつま先の形が合っていないと特に小指側が靴のカベで圧迫を受けやすい―等が挙げられます。

タコやウオノメの対処法

まず、足に合った靴を選ぶことから始めましょう。
・靴ヒモやベルトで足を固定できる靴を履く
・靴底にクッション性のあるタイプを選ぶ
・足指がまっすぐ前方向に延び、解放されたタイプの靴を履く
・オリジナルの中敷を作り、足に合った靴に入れて歩く―等で痛みやトラブルが軽減することがあります。
お仕事や生活習慣上、同じ場所に力が加わる方もおられます。皮膚科で治療を受けながら靴を併用されると、発生する頻度を抑えることが期待できます。なお、カミソリのような薄刃を使ってそぎ落とす方もおられるようですが、けがの原因になったり雑菌が入って化膿したりすると危険ですのでくれぐれも気をつけましょう。

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