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東海地方もいよいよ梅雨明けが近いようです。足元も涼しいサンダルに衣替えをされるタイミングです。前回靴をお求め頂いたUさんが「やっぱりサンダルが1足は必要かなと思って」相談に来られました。

サンダルの特徴

靴もサンダルも様々なデザインがありますが、最も大きな特徴の違いといえば「通気性」でしょうか。靴でもメッシュ素材・パンチング(甲革に孔をあけた仕様)でムレ対策を施したものがあります。一方、サンダルは甲革のつま先や両サイドまたはかかと周りをオープンなデザインで仕上げるので、靴に比べはるかに「風通しのいい」履物と言えます。ただし、足を覆う部分がそれだけ少なくなりますから、足に合わないとトラブルを起こす可能性が高くなります。

足留まりのいいサンダル

①「バックベルト」仕様のサンダル:かかとまわりにベルトを取り付けてあるデザインのサンダルはかかとが留まりやすいように「ベルトの孔付きタイプ」がお勧めです。かかと位置を決めたらベルトとかかとが密着する位置で調節します。
②甲周り:足の甲が厚いと足がサンダルに入らない、薄いと甲のとまりが弱くて前方向に滑りこむといった事態が起こります。バックベルトと同じように調節機能のあるベルト付きやシューレースのデザインであればフィット感がよくなります。
③つま先:台座に足を載せ、①②の順に合わせた後に足指がサンダルの先端(エッジ)に収まっていることを確認します。足は片足に体重がかかると前後に伸びますし、若干前滑りをすることも考えられます。エッジからはみ出るほどのサイズを選ぶと指先のおなかがエッジで擦れて靴ずれを起こしたり指が曲がってしまうことがあります。できれば3~5ミリ程度の余裕をつま先に見ておいた方が賢明ですネ。

さて、Uさんは足底筋膜炎を発症されていましたがその後の経過はどうなったのでしょうー
炎症は発赤→腫脹→疼痛→発熱の順を辿り重くなります。足底筋膜炎を発症し足裏のカカトから指のつけ根辺りに熱をもった痛みに悩まされておられましたが、病院での施術で痛みがいくぶん納まりやや安定した状態になったUさんです。お見立てしたサンダルには念のため靴同様かかと部にクッション加工を施し履いて頂く事にしました。「傷めてから本当に足の大事なことがわかりました」とお話し下さいました。まだ治療には通われるそうです。無理をしない程度にお出かけを楽しんで下さいネ。

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