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外反母趾の痛みを軽減するには

「三喜屋さんで靴を作ってもらうようになってから足が痛いなんてことが全然なくてホントうれしい。毎日履いているので靴がずいぶんくたびれてきました。新しいのを選んで下さい」―
瑞浪市のHさんからこんな嬉しい言葉を頂きました。そして靴のリクエストも頂きました。
Hさんとの出会いは今から16年前。当時から外反母趾を抱え「どんな靴を履いても痛い。我慢して歩いているとヒザまで痛くなってくる。」と悩んでおられたそうです。そんな時たまたま瑞浪市主催で開かれる毎年恒例の「健康まつり」に参加され、私たちのブースに立ち寄られたのが切っ掛けでした。

外反母趾と足に合った靴

「治療院や病院で施術をしてもらったことがたびたびです。ても靴を履くたびに足が痛い。お医者さんからは手術を勧められたこともありますよ」
整形外科の専門家によると母趾の外反程度によって①軽度の20~30°②中等度の30~40°③高度変形の40°以上と評価されているそうです。
Hさんの足を拝見し測定をすると母趾の外反角度が20度を超えた軽度の状態でした。軽度ですが、痛みの覚え方は人それぞれです。痛みのある場所の皮膚の厚み、体重、履いている靴との相性、などにもよりますね。
特に履いている靴が「痛いので、幅広のゆったりした靴を履いている」とか「脱ぎ履きが面倒なので履き口(足を入れる足首周り)をゆるくしている」などが原因でかえって痛みを増幅していることがあります。
また、「外反母趾用の靴が欲しい」とおっしゃるお客様があります。オーダーで作るという方法もありますが、軽度であれば既製品でも「足に合った靴」を履いたりさらにオリジナルの中敷きを入れて履くことで痛みの軽減につながることがあります。(個人差はありますが…)

外反母趾のための靴選び

足は片方に28個の大小の骨が集まって関節でつながっています。何らかの理由で関節にずれやゆがみが出てきた一つの例が外反母趾です。ずれた関節を「靴の中で本来の足に近い状態にして保つ」ことで痛みが改善することがあります。まず、後足部(土踏まずから甲部、かかと周り)の関節面をしっかり支えてくれる靴を選んでみましょう。そして母趾のつけ根やつま先全体が靴のカベで圧迫されていないことを確認しながら歩いてみましょう。

足に合った靴でしっかりラクに歩ける喜び

「以前は歩くのが怖くて、外出も控えめでしたが、今では家族に連れられてアチコチ出かけるのが楽しみになりました。新しい靴も手に入ったので今度はどこへ連れてってもらえるか今から楽しみです」―Hさんとはこれからも足に合った靴を通して素敵なご縁のお付き合いをさせて下さいネ。

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