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VFR800F戦争

VFR800Fの納車についてかなり揉めたので備忘録として残しておきます。

概要

本来の納車予定日なってオプション品が欠品している旨の連絡を受ける。また、その後の連絡が不十分であった。

時系列

2022年6月5日(日)

CBR250RRの半年点検時に、ホンダドリームにてVFR800Fについて新車残存車両の有無を確認。
パールグレアホワイト(以下白)とヴィクトリーレッド(以下赤)が合わせて8台あるとの回答を得る。

2022年7月2日(土)

VFR800F購入契約成立。
契約内容は下記の通り。

  • VFR800F(白)新車:1台

  • パニアケース(白):1セット(左右)

  • キーシリンダー:2セット

  • ハガー(インナーリアフェンダー、以下フェンダー):1個

  • ヘルメットホルダー(KIJIMA):1個

  • ドラレコ(デイトナ):1セット

  • ドラレコステー(プロト):1個

  • USB電源(QUAD LOCK):1セット

  • 窒素ガス充填

  • ガラスコーティング

  • CBR250RR下取

詳細な金額については伏せるが、VFR800Fは新車本体価格(税込み)が約153万円である。

2022年8月6日(土)

ホンダドリームより、

  • 在庫管理システム上、パニアの納期が2023年1月と表示されていること

  • 新車とセットで販売する分の在庫がなく、補修部品として左右バラ売りの中からなんとか左右をそろえて見つけること(電話時点では右側の在庫が見当たらないとのこと)

  • 在庫がない場合は上記の通り1月納品になること

の連絡を受け、在庫がない場合でも多少遅れてでも納品されるのであればそれでも構わないと了承する。

2022年8月21日(日)

卒業検定合格。ホンダドリームに連絡し、納車予定日を2022年8月27日(土)とする。この時点で何もトラブルなく納車手続きが進んでいることを確認する。

2022年8月23日(火)

大型自動二輪免許の追記。購入代金(総額-頭金-下取価格)を振り込む。

2022年8月25日(木)

39度の発熱と腹痛、下痢に襲われ、ホンダドリームに8月27日の納車を見合わせる旨連絡する(コロナではなかった)。

2022年8月27日(土)

本来の納車予定日
ホンダドリームより、

  • パニアはすでに生産終了し、在庫管理システム上で白の在庫はすでにないこと

  • 納期1月というのは在庫管理システム上の仮の表示であり、本来の納期の表示ではなかったこと

  • 黒の左右セットなら在庫がまだあること

  • フェンダーもパニアと同様にすでに生産完了し、在庫がないこと

の連絡を受ける。ひとまず黒のパニアの在庫を確保することを依頼する。
この時点では「黒を白に塗ればいいか」と考えていた。店側から塗ったり、社外製フェンダー等の代替案を提案されることはなかった。

2022年8月28日(日)

車両購入契約を解除したい旨ホンダドリームに対して連絡する。返答は、

  • 在庫管理システム上にない在庫を探すこと

  • 黒を白に塗装すること

の提案を受ける。また「すでにナンバーを取得しているため契約解除はできない」旨の返答を受ける。

2022年8月30日(火)

ホンダドリームに対し、黒を白に塗装した際の仕上がり見本の製作を依頼。

2022年9月8日(木)

ホンダドリームより塗装見本の製作完了と到着の連絡を受ける。

2022年9月10日(土)

ホンダドリームを訪問し、塗装見本と在庫捜索の現状を確認する。塗装サンプルの見本には、純正で同梱のシングルシートカウルを使用。塗装サンプルはPCX?か何かのフロントカウルが使われていた。結果は、

  • パニア・フェンダー共にこの日時点で在庫は見つかっていないこと

  • 在庫捜索は総当たりのような形で行っており、あと少しで調べきるとのこと

  • 塗装見本は概ね満足できる仕上がりであること

を確認した。在庫捜索については「あと少し」とのことだったので調べきることを依頼(具体的な期限は設けなかったが、9末くらいまでには調べきって連絡する旨の返答あり)。
パニアに関しては、在庫がない場合は黒に塗装を施すことを依頼。
フェンダーに関しては、カーボンフェンダー(TSR社製)のものを差額分を支払って取り付けることを依頼。受注生産品で納期の目安は3週間となっていた。
また納車後に予定していたツーリングが複数あり、下取に出す予定のCBR250RRを使用する(走行距離が延びる)ことについて確認、合意を得る。
この際、パニアの在庫状況やカーボンフェンダーの納期など情報が分かり次第連絡をするように要求。

2022年10月9日(土)

ホンダドリームに対して連絡。返答として、

  • パニアの在庫は見つからなかったこと

  • カーボンフェンダーは次週木曜日ごろに納品される予定とのこと

の連絡を受ける。
パニアに関しては、上記の通り在庫がないとのことなので黒を白に塗装する案を実施する方向で依頼。
諸々の納期を見て「10末までには納車ができそうだ」との提案を受けるが、後述する理由により11月13日(日)を納車予定日として依頼する。
また、上述のツーリング中に私の不注意により車両が一部損傷してしまったことを連絡・了解を得る。

結果

  • VFR800F納車

  • パニアは黒を白に塗装したもの

  • フェンダーはTSR製カーボンフェンダー

  • その他は契約書通りの状態(下取車の査定減額は無し)

問題点

  • 車両購入契約時にオプション品の在庫の有無を確認していないこと

  • 本来の納車予定日になってからオプション品の欠品の連絡をしてきたこと

    • パニアについては事前に「遅れるが納品できる」と連絡を受けていたが、納品できなくなるとは聞いていない。

    • フェンダーに関しては8月27日に初めて在庫欠品を知らされた。

  • オプション品の在庫の有無を確認せずに、もしくは欠品を認識しながら購入者に対しての確認を怠ったままナンバー取得等の納車手続きを進めたこと

    • にも関わらず契約解除ができないという(ナンバー取得すると保証期間がスタートするため)

  • 欠品連絡の際にも代替案の提案が皆無だったこと

  • 在庫調査や代替品の納期など、様々な連絡を依頼していたにもかかわらず一切の連絡がなかったこと

    • 上述した通り、カーボンフェンダーは「納期が分かったら連絡すること」を依頼していたが、実際はこちらから連絡した際にはすでに納品直前であった。

    • これらに関しては担当者(店長)の身内に不幸があったとのことなので不問とする。

  • 上述のオプション品の欠品は契約書上の債務不履行状態であると判断し、契約解除を申し出たが、債務不履行状態かどうか確証が持てなかった。

    • 購入金額の支払いは済ませていたが、下取車両は手元にある状態であり、こちらの債務が完全に履行されたとは言えないため。

    • 契約書の「甲が注文に応じられないときは、①乙に対して遅滞なく連絡すること、②乙はそれに異議を唱えないこと」の記載について、①は論外として②の意味をいまいち把握しきれなかったため。

反省点

  • CBR250RR購入時に引き続き、VFR800Fに関しても店長に対応していただいた。店長ということもあり信頼しきっていた。

  • サービスカウンターから見える場所に「優秀店舗」などそれに類する賞状が飾られており、ここなら大丈夫だろうと思っていた。

  • 生産終了に揺られて契約してしまったこと。

    • 生産終了なのだからオプション品もすでに生産終了している可能性を考慮し、契約時にもっと確認するべきだった。

  • これだけ納車で揉めているにもかかわらず、長距離ツーリングの予定を立てていたこと。

    • 11/11-12でソロツーリングで佐渡に行く予定だったが、納車が10末までずれ込んだ場合に慣れないバイクで一人で行くのは危険と判断した。

    • この影響でVFR800F納車予定日が11/13にずれ込んだ。

納車に際して、相当反省している様子が伺えたので(激甘だが)ひとまず初回点検までは様子見とする。


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