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体験記:世界最大の球体劇場Sphere

たまには家の外の技術にも触れていこうということで、今日は体験記を書いていきたいと思います。

Sphereってなに?

ラスベガスといえば、華やかなカジノやショー、エンターテイメントの街として世界中に知られています。そんなラスベガスに、2023年9月に新たに誕生したのが「Sphere」です。

写真はWikipediaより

Sphereは、世界最大級のLEDスクリーンを備えた球体型のエンターテイメントアリーナです。内部の空間は高さ約112メートル、幅約157メートルと広大で、2万席というキャパを誇る巨大な球体は、ラスベガスの新たなランドマークとして注目されています。

Sphereの特徴

実際の映像
  • 世界最大級のLEDスクリーン: Sphereは外装も内部も巨大なLEDのスクリーンを備えています。外装はぐるっと全てがスクリーンになっていて、様々な映像コンテンツが一日中ずっと流れてて、企業の広告などにも使われたりします。内部は中央のステージを囲む 16K 曲面 LED ディスプレイ スクリーンとなっています。

  • 包まれるような映像体験: 内部の球体型のスクリーンは、観客がどこから見ても鮮明な映像を楽しめるようになっています。従来の映画館やコンサートホールとは異なり、観客は没入感を味わえます。

  • 多様なコンテンツ: Sphereでは、音楽ライブ、映画上映など、様々なコンテンツを楽しむことができます。

注意事項

ただ、オープンして日が浅かったからか、開示されていないオペレーションが多くて、当日予想外のことが多くて戸惑った人も少なくなった様子です。
私は1月のCESという展示会に行くついでに寄りましたが、直前にSphereにいった友人たちの前情報によりある程度は想定しつつも、それでも「次回また忘れそうだな」と思ったのでここにメモしたいと思います。

時間

  • 予約時間は会場時間、開演時間はその1時間後。予約時間に行く必要はなく、ギリギリでもOK。

  • とはいえ、ギリギリだと自席を見つけるのに時間がかかることも。

  • なぜか全然別の人が座ってくることもあり。

荷物について

  • 大きな荷物は強制的に預けさせられる(大きめのリュックはNG)。その辺のサイズ感はスタッフによって違いそうで、だいぶアバウト。

  • 荷物を預けると帰りに荷物受け取り場所がごった返すため時間がかかるから、なるべく預けなくていいサイズ感の物がいい。 (4Dシアターであることもあり、体験を損なわないための対応だと思われる。)

  • 飲み物は全て没収(水筒であれば中身を出される)ので注意。未開封でもだめ。おそらく館内で買い物させるため。ちなみに館内の飲食品は驚きの高価格。

座席について

  • 雛壇上に席があるのでどこの席でも前は開けて見えるけど、360度スクリーンがあるわけではなく上部や下部、左右、後部はスクリーンがないため、あまり上の席だったり左右の端っこに近い席だと壁が見えて没入感が損なわれてしまうので、せっかくなら真ん中くらいが良い。(いい席は高いけど)

  • 席番号がどこに書いてあるのか分かりづらいので探しにくい。座面の先端にあったことが後で分かったが、空席なら座面が上がっているので分かるが人が座っていると足で隠れて見えない。

  • 予約した席に違う人が座ってる可能性がある。(いい加減すぎる)

  • 席がない場合、別の席に座るようスタッフに案内される。

ポイントまとめ

  • 荷物は軽く小さくでいくとスムーズ。

  • 開演時間に近くでいくと館内で暇しなくていいし余計なものを買わなくて済む。

  • 席に知らない人がいても焦らずスタッフと相談して席移動しちゃってよし。(そもそも席ごとに値段違うのにそんなんでいいのか、と思うけど。)

VRとは違って、何も装着せずにその空間にいる感覚になれるのはとても新鮮でしたし、音響も良く、また4Dとして風などの演出もあるので、全体的に没入感高い経験が楽しめました。
LEDと電気をこれでもかと使った、最新のテクノロジーというよりももはや贅沢テクノロジーといった感じですが、日本ではなかなかできない体験ができるいい機会だと思います。
チケットはオンラインで事前予約取れますし、席数が多いこともあって結構余裕で席がとれたりもするかと思います。そもそも外から見ても楽しいのでラスベガスに行く際はぜひ立ち寄りのポイントとして候補の一つにいかがでしょう?


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