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Finale? Sibelius? MuseScore? 楽譜ソフト比較

手書きで楽譜を書くのは大変! 保存が面倒! 人と手軽に共有できない!ということで、宅録需要と合わせてクラシック演奏家の間で楽譜ソフトも急速に普及しているような気がします。

今回は、そのなかでとくに有名なソフト3つをピックアップしてご紹介します。

1. MuseScore

このソフトの最大のメリットはなんといっても無料という点だと思います。入力方法も非常にわかりやすく、気軽にコンピュータで楽譜を作ってみようという用途にぴったりだと思います。

私はミューズスコアはほとんど使用したことないのですが、難点としてミューズスコアで作られた楽譜はスペーシング(音符と音符の間隔)が甘くて演奏するには少し読みづらいかな、という印象があります。なので、「自分しか読まない、ちょっとしたメモの楽譜」の作成用途としては最適なのではないでしょうか。無料は強い。

2. Finale

日本国内の現在出版されている楽譜はほとんどFinaleで作られているといっても過言ではないくらい、シェア率の高いソフトです。価格は公式サイト価格で2020年6月11日現在では55,815円、アカデミック版(学割価格)では35,444円のようです。

最大のメリットは、出版譜の制作に使われているだけあって「レイアウトの微調整がとんでもなく細かくできる」、そしてユーザ数が圧倒的に多いので「困ったときに調べれば比較的解決方法がみつかりやすい」の二点だと思います。

難点としては、機能が豊富ゆえに直感的操作からは程遠く、初心者が美しい楽譜を作れるようになるまで結構大変、という点でしょう。

3. Sibelius

商業音楽の分野でのシェア率が高い楽譜作成ソフトです。特徴としてまずエディションが3種類あり、「Sibelius | First」「Sibelius」「Sibelius | Ultimate」と分かれています。

「Sibelius | First」では4つまでの楽器を扱うことができます。Sibelius | Firstのみ無料です。
「Sibelius」では16までの譜表を扱うことできます。
「Sibelius | Ultimate」では制限なく楽譜を作成することができます。

Sibeliusならではの大きなメリットとして、非常に操作が直感的で、かつ入力するだけでそこそこきれいなレイアウトに自動的に整っていくという点があります。

難点としては、公式サイトが日本語英語混じりで分かりにくい、買い方も月額制(月ごとの契約)/月額制(年ごとの契約)/買切制といろいろあって分かりにくいと導入までのハードルが少々高いことです。
最上位のSibelius | Ultimateは2020年6月11日時点では3,300円/月(月ごとの契約)or 2,358円/月(年ごとの契約)or 70,800円(買切)となっています。アカデミック版(学割価格)だと1,183円/月(年ごとの契約)or 35,300円(買切)となっています。アカデミック版には月ごとの契約はないようですね。

まとめると、

・自分だけが読むための楽譜 → MuseScore
・そこそこキレイな楽譜をパパッと作りたい → Sibelius
・細かいところまで徹底的にこだわってキレイな楽譜を作りたい → Finale

という具合でしょうか。

そのほか、私は一切使ったことがないので今回はご紹介から外しましたが「Dorico」というソフトが新たな勢力として急速に発展を遂げている最中です。ユーザーの方、使い勝手の情報ぜひ教えてください。

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