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自己開示のむずかしさ


昨年から、私はオンラインコミュニティーに参加している。
自分軸手帳部。
加入に至る経緯から今までの気持ちを書いてみたいと思う。


環境の大きな変化

私は51歳で結婚をした。
その途端に、夫の3人の息子夫婦と孫たち、義母とのつきあいが始まった。

あたたかく受け入れてもらえたが、自分のつきあい方に自信がなかった。
環境の変化の中で、学びを深めたいと模索した。
その中で出会ったのが、尾石晴さんのvoicyだった。

家族との関係を築く上で、晴さんのvoicyは学びが多かった。
聴き続けているうちに、「はろコミ」という、晴さんがハブになっているワーママコミュニティーを知った。
興味があったが、属性が違うので対象外だった。
そうしたら、はろコミのメンバーの方々が手帳を作るということを知った。
手帳なら、属性が違っても大丈夫かな。
最初の年には、躊躇して、勇気がなくて申し込めなかった。
でも、一年間メールマガジンを読むうちに、とにかく始めてみよう、とエイヤーでコミュニティーに加入した。

迷いの沼に


コミュニティーには参加しやすい仕組みが色々あって、今まで手帳を続けることができなかった私でも、だんだんに続けられるようになってきた。
コミュニティーのメンバーの思考、深いなあ、と感動する日々だった。
歳を重ねていても人生経験が少ないと思っていた私は、なかなか投稿に踏み切れなかった。
でも、思い切って投稿をしてみると、前向きな返信を返してもらえてうれしかった。

ある時、7ヶ月間の有料講座が開かれ、参加した。
顔出しの雑談会があるという。
思い切って参加してみた。
画面に映った自分を見て、「肌のハリが(みんなと)違う」
話をしてみて「子育ての話ができない」
と急に後ろ向きに思ってしまった。
講座自体はとても有意義だったのに、そんなマイナスな感情を持ってしまった自分が残念だった。

また、アウトプットの機会がほしいと思っていた私は、手帳部のメンバーの方が始めたtwitterの#自分軸デイリーコミットに参加させてもらって、毎日の予定を発信し始めていた。
続けて行くうちに段々に感じてきたのは、なぜか申し訳ないという思い。

というのも、私は都内で住んでいた家を貸して田舎に引っ越し、仕事は週2回学習塾で短時間のパートだけ。
自由な時間が持てていた。
夫も定年前で時間があり、一緒にスポーツをすることが多かった。
みんな子育てや仕事をしながら時間を捻出して頑張っているのに、私は遊んでばかりだなあ、と。

アウトプットのすすめ

年末を迎えたのを機に、一度twitterをお休みした。
手帳部の新年度が始まったが、今年は読む専にしようかな、と考えていた。
手帳はコツコツ書き続けていた。

私は、内省力が低い。
つらい時には、そこに向き合わないことで嵐を乗り越えてきた。
でも、そうしていたことで、自分で世界を狭くしていたと思う。

手帳を書いていると、否応なしに自分と向き合う。
自分のアウトプットが、他人に認められることを期待したものになっていたことを実感した。
そして、他人の期待に応えられるフェーズを勝手に作り出して、空回りしていた自分が見えてきた。

そんな時に、「アウトプットのすすめ」のイベントが手帳部で行われた。
3人のプレゼンターが話すアウトプットは、自分のためのアウトプット。
様々なアウトプットの話を聞くうちに、自分のためのアウトプットがしたい、と改めて感じられた。

自己開示ができる!

実はコミュニティーには色々な属性の人がいて、みんな上手に自己開示、アウトプットをしている。
自己開示ができれば、自分の中の見えない垣根がなくなるように思えた。
でも、私はなんだか複雑な経歴だから、自己開示しにくいなあ、と常々感じていた。

そんな時に巡り合ったのが、美穂さんのライティング研究会。
#書くチャレ  というイベントが立ち上がり、
noteを始めるきっかけができた。
これなら、自己開示ができるかもしれない。
ということで、こんな文章を書いてみた。

今が一番好奇心旺盛

私は50代で結婚して、新天地に来て、自分が解放されたなあ、と強く思うようになった。
それは、想いをぶつけられ、本音で話せる夫と出会え、構えなくてもいい環境に変わったから。
そして、手帳を通じていろいろなことを学べているから。

やりたいことがいっぱい出来て、人生で今が一番好奇心旺盛だと思う。
人生の坂道を、ころころ笑いながら、ゆっくり歩いていって、ああ、楽しい人生だった、と言えるような、そんな暮らしをしていきたい。

ちなみに、オンラインのイベントは、なるべく顔出しするようにしている。
肌のハリなんでもう気にしていない。
主催者と少しでも近づけたら、それが楽しい。

#書くチャレ   #自分軸手帳   #自分軸手帳部   #大人婚
#ステップファミリー




















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