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最貧国と言われた国、バングラデシュ。


南アジア、インドの北東に位置する小さな国バングラデシュにやって来ました。

NPO法人e-Educationが主催する実践型教育プログラムLAMPの第3目的地、バングラデシュ。私は2月から続くこのプログラムに参加しています。

日本、ミャンマー、バングラデシュの3カ国から若者15名が参加して、各国を共に巡りながら社会課題に触れ(Learn)、解決策を見出し(Make)、そして行動していく(Act)プログラムが「LAMP」です。
その最後の目的地、バングラデシュはダッカに来ました。

トヨタ財団の助成プログラムとして開催が決定したこのLAMPは、2月には日本、5月にはミャンマー、そして8月にバングラデシュと各国を巡り、計15名の若者が参加しています。


アジア最貧国、と言われたバングラデシュ

最後の拠点は、e-Educationの生まれた国であるバングラデシュ。
日本の半分にも満たない土地に、約1億6千人もの人が住んでいます。
人口密度がものすごいこの国は、GDPは毎年6%も上昇を続けるというほど著しい成長を遂げているそう。急成長を遂げるバングラデシュの首都ダッカは多くの人が行き交い、高層ビルが乱立していました。

アジア最貧国、と言われたこの国は、きっと日々違う景色が見えているのだと思います。

現在アジア最貧国と言われている国ネパールにはもう3度も行っていて(今回もバングラから直接4度目のネパール🇳🇵w)、正直その差異に驚きました。首都の規模や外資系企業の流入、高層ビルや整備された道路(道路はほんとここ1年そこらの話らしい)。
数年前までアジア最貧国とまで言われていた国は想像していた以上にurbanで、驚かされ続けている今日です。

それでも鳴り響くクラクションの音や、下水の臭い、すれ違う男性が人がつけている香水の香り、女性が着ている民族衣装なんかが、なんでかとっても心地よくワクワクさせられます。

最後のキーワードは「Be the Change」

このLAMPでは毎回キーメッセージとともに、ミッションに通じるキーワードが提示されます。

日本プログラムは「Learn Act Make」
ミャンマープログラムは「Issue Driven」
バングラデシュプログラムは「Be the Change」

Be the change that you wish to see in the world   -Gandhi(1869-1948)

「あなたが見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい。」

直訳してしまうとちょっと分かるような分からないような感じになってしまうのですが、ガンディーのこの言葉が今回の、LAMP全体を通じてのキーメッセージです。

日本プログラムではsolutionの方法を、ミャンマープログラムでは課題の本質の見極め方を、そして最後に「自分が変わる」ことを。


これから約5日間、どんなことができるのか、わくわくします。
ちょっと今日はやめておくけど、e-Educationの1ファンとしてテンションがおかしくなってしまうバングラデシュ、すでに楽しいです。

そしてその後のネパールも楽しみがすぎる。

新しくなったBacBonオフィスにて(共同e-Education 現地パートナー)

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