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キーボードを新しくしました

(この記事は旧ブログに2023年8月7日に投稿されたものです)

約1ヶ月ぶりの更新となりました。お久しぶりです。真下みことです。

本日は最近の大きな買い物、キーボードについて書いていこうと思います。

新しいキーボード

こちらです。かっこいい……!!

そもそも私はこれまで小説を書くときはノートパソコンかiPadの付属のキーボードを使っていて、それに特に不満を抱いていませんでした。本日はそんな私がキーボード沼に落ちかける様子をご覧いただければと思います。

なんで今更キーボード?

さて小説家として活動を始めておよそ4年弱の私ですが、先ほども書きましたとおりキーボードは現在iMacについているものか、iPadについているものかの二択で執筆をしていました。大学生、大学院生だった頃はLet's noteの付属キーボードでコード(主にPythonを使っていました)や論文(なんだかんだ数万字)を書き上げていましたし、日々のレポートもそれで済ませていました。

キーボードに特にこだわりはなく、なんとなく学生時代に使っていたLet's noteの方がふかふかしていて今使っているiMacはペチペチしているな、くらいの認識でした。


朱野帰子さんとお茶!

ですが、そんな私の認識をガラリと変える出来事が起こります。

全ては先日、X(旧Twitter)での交流をきっかけに「わたし、定時で帰ります」シリーズなどを書かれている朱野帰子さんがお茶に連れて行ってくださったことから始まります。

朱野帰子さんといえば同人誌『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』もヒットされ、商業でも同人でもご活躍なさっている作家さんです。大変緊張しながら待ち合わせのカフェに伺ったのですが、朱野さんは当日お土産をくださりまして……。

(とても楽しくお話しさせていただきました!!)

その日のポスト

その日のツイートがこちら。「エリーツ」、「届ける工夫」、そして朱野さんが書かれた「キーボードなんて何でもいいと思ってた」の3冊です。

本日はキーボードの話題、といいうことで皆さん予想がつくかと思うのですが、私はこの「キーボードなんて何でもいいと思ってた」という本にあっという間に魅了されました。

まず私が思っていたことをそのまま言葉にしたようなパンチの効いたタイトルに心掴まれました。さらにインタビューのお相手に佐原ひかりさんがいらっしゃったことも、この本をグッと身近に感じたポイントでした。


キーボードなんて何でもいいと思ってた

改めて本の写真を載せるとこんな感じ。

キーボードなんて何でもいいと思ってた

ノートパソコンにポメラらしきものにスマホ、までは分かりますが彼が左手に持っている虹色に光っているのは何?首から下げているパッカーンとわれたキーボードは何?というわけでキーボード初心者の私にはわけがわからず、とにかく読み始めてみることに。

↑こちらからお買い求めいただけます。

内容はぜひ本で確かめていただきたいのですが、わたしは最近専業になったのにも関わらず、一番の商売道具であるキーボードのことなんて、何も考えてこなかったのだと気づきました。しかもキーボード、種類によって打ち心地が全然違うらしいのです。さっき私は今まで使ってきたキーボードに関して「ペチペチ」とか「フカフカ」とかいう擬音を使っていましたが、高級なものは「スコスコ」だそうで。何それ試してみたい!


試し打ちに行ってみた

というわけで早速某家電量販店に行きました。キーボードコーナーなんてこれまで行ったことがなかったのですが、朱野さんの本にあるガイド通りの場所に行ってみました。

朱野さんの本を片手に色々と打ってみると、確かに種類によって全然違う!種類の話までしてしまうとブログの分量じゃなくなってしまうので割愛しますが、とにかく全然違うのです。試し打ちはただ何にも接続されていないキーボードを打つものから、画面に繋がれたものまで様々。せっかくなので自分の好きな歌詞を打ち込みながら、いろいろなキーボードを回っていきました。

ついてくださった店員さんに「たくさん文字を打つ仕事をしていて、疲れないやつがいいです」と言うと案内されたのが2023年10月と比較的最近発売されたエレコムのメカニカルキーボードシリーズ”Leggero”です。

https://www.elecom.co.jp/news/new/20231017-07/

お値段もお手頃(約14000円)で、何より静音赤軸の打ち心地が気に入りました。「スコスコ」と「フカフカ」の間くらいの優しい打鍵感。

テンキーは使わないのでなしで、買ってきたのがこちらです。

Leggero

X(旧Twitter)にアップしたところ、朱野さんにも「黒いキーキャップに黒い刻印なのがかっちょいいですね」と言っていただけました。嬉しい!


パームレストも買いました

しかしこのキーボード、高さがある分腕に負担がかかってしまいます。打つときに手が平行じゃなくて上向きになる感じ。そこで本でも紹介されていたのがパームレスト。キーボードと同じくらいの高さの木を手前に置くことで、手の負担を減らすというものです。

FILCOのパームレスト

私はテンキーレスのキーボードなのでFILCOのMサイズを選びました。黒い木がかっこいい。


元キーには戻れない

こうして私は無事新しいキーボードを手に入れて、現在約1週間それで作業しているのですが、先日こんなことが。

「元キーには戻れない」

所用があってパソコンを持ち運ぶ必要に駆られ、外出先でノートパソコンのキーボードを使ったら、あまりのペチペチ具合に驚くという……。キーボードなんて何でもいいと思ってた私ですが、前言撤回します。キーボード、すごく大事です。

というわけで……

Leggeroに一目惚れしたせいで最高級と言われるREALFORCEを試すのを忘れていたので今度重版とか文庫化とかそういうめでたいことがあったら試してみたいです(試したら絶対欲しくなるため)

現在私の作業環境は「エルゴノミクスチェア」+「PCスタンド(高さは画面が目の高さになるように設定)」+「メカニカルキーボード」+「トラックボールマウス」ということで、だいぶ自分を労わりながら働けているのではないでしょうか!

推しのキーボードやデスク環境のものがありましたら、コメントなどでぜひ教えてください。


それではみなさん、体を労わりながらお仕事頑張りましょう。では。


真下みこと

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