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アガサクリスティードラマ:ポワロとミセスマープルと結核マヤズム

なんでしょう、元々ミステリーが好き、というわけではなかったのですが、ミステリーチャンネルを毎日チェックするようになり、アガサクリスティーのドラマにドはまりしました。

名探偵ポワロは髭のなんか不自然な嫌味な奴、と以前は思って一切見ていなかったのですが、アガサスタイルにはまりました。

とにかく昔の時代の女性のファッションや髪型が素敵なのです。刑事コロンボよりも昔なので私の好みにはよりよいです。

アガサスタイル

他のミステリーと違ってアガサの特徴としてはまず、最初の30分間くらいの間に容疑者が勢ぞろいするところ。そこから「この中の誰が犯人なんだろう?」と話を追っていくのが楽しいのですね。二転三転してアガサに翻弄されながら、ポワロもミスマープルも最後の最後にやっと犯人が分かるというスタイルなのも良しです!

アガサがいつも題材にして動機にするのは、まずお金、王道はお金持ちファミリーの遺産パターンで、このお話が多い!
次は恋愛。これも恋愛の末の憎しみに繋がって殺人が行われる。3つ目は恋愛ではない恨みつらみの憎しみパターンです。そのブレなさがいい。

そして、大体において、犯人や途中で人殺しや悪事がばれてしまう犯人は、事故で死んだり、自殺することがひっじょうに多いこと!

これですね~。結核マヤズムなんです。アガサクリスティーのマヤズムは?と聞かれたら絶対「結核マヤズム」だと断言します。

結核マヤズムって?

突然マヤズム、などという言葉を出してしまいましたが、

私が学んだ自然療法のホメオパシーでは、マヤズムという病原体についても学ぶのですが、すべての人は慢性マヤズムという遺伝的なマヤズムをベースに持っています。そのマヤズムは5つ存在し、
疥癬マヤズム・淋病マヤズム・梅毒マヤズム⇒のちに加わった結核マヤズム・癌マヤズムに分類されます。

それぞれを簡単に説明すると
①疥癬マヤズムの特徴は、皮膚の疾患、愛されたい、という精神などがありますが、
②淋病マヤズムは、行き過ぎ、過剰というテーマがあり、イボや粘液過剰、優秀であるべきという精神があります。
③梅毒マヤズムは、リウマチ、奇形、相手を打ち負かしたい、などといった破壊がテーマです。
④結核マヤズムは、結核や肺の病気、勝りたいけど負けるのは嫌なので個性的であろうとしたりします。芸術肌、美しいものが好きで、私には美しく死ぬ、あっさり死ぬというのも結核マヤズム的だなぁと思います。
⑤最後の癌マヤズムは、抑圧がテーマであり、抑圧のしすぎで自己崩壊するため、癌になったり、予防接種や薬害の多い人に見られます。
(①から⑤へ向かって病理が深くなっている状態と言えます)

故に、アガサのドラマを見ながら、ほら、自殺した~、そして大体周りも阻止しきれない、死をよしとするちょっと怖いアガサのワールドがあるのです!

刑事コロンボも大好きなのですが、コロンボは最初に犯人を視聴者は見せられ、そこからコロンボが犯人を追い詰めてアリバイを崩し、証拠をつかみ、トラップをしかけ、逮捕するところまでドキドキしながら見守る楽しさがあります。犯人がすっとぼけ続ける演技も楽しんで見守ります。

ちなみに、最近の番組って隔週とかではなく連続して放映されるものが多いため、二回目三回目にみる時でも、もう記憶力が減退してきているお陰で💦最後まで犯人を覚えてないことが多いです。ああ~こいつやったか~みたいな(笑)

残念だけど、ありがたいことかもです(笑)

アガサスタイル、いかがですか?


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