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Misskeyは新たなる依存先となってくれるかもしれない

 体ネット溶け仲間のみなさんこんにちは。日々インターネットに依存していますか? まあ、依存と言っても、現代人にとってインターネットというのはインフラなので、インターネット漬けになるのを依存と言っていいのかはわかりませんが……水依存や酸素依存と言わないのはどうしてなんでしょうね? 詳しい人教えてください(別に教えてくれなくていいです)。

 昨今の情勢を鑑みてTwitter以外の別のSNSに居所を作ったほうがいいのではないかと思い、misskey登録してみました。ひとまず隠れ家というインスタンスに腰を落ち着けていますが、他にもっと合いそうなインスタンスを見つけたらそちらに移るかもしれません。
 misskeyはインスタンス分散型SNSですが、どのインスタンスとも相互に閲覧が可能(重要)なので、割とどこでもいいと思います。
 くるっぷというSNSも良いと評判ですが、運営が過負荷であえいでいるのを目にしてしまったので今は触っていません。今後misskeyの各インスタンスに人が増えたら同様な状況になるかもしれませんが、そうなったらその時考えます。

 misskeyの詳細なレビューについては他の記事に譲るとして、私が良いなと思ったところをいくつか。

いいところ1.画像をたくさん添付できる

実は画像以外も添付できるらしい

 純粋に便利~ むしろなんでTwitterは添付できる画像の枚数に制限があるのか謎です。○○してみた漫画(1/14)みたいな漫画の分割投稿に慣れきってしまったけど不合理すぎるので文字数制限と一緒に撤廃してほしいですね。

2.発言の公開範囲を細かく設定できる

ホームはフォロワー以外はそのアカウントのホームに行かないと発言が見れないという設定です

Twitterは非公開(鍵アカ)か公開かしか選べないんですが、Misskeyは「非公開にするほどじゃないけどよくわかんない人に拡散されたくないな……」みたいな微妙な要求にも答えてくれます。デフォルトの公開範囲の他に発言ごとに設定できるのもかゆいところに手がとどく仕様。

3.レイアウトをそこそこいじれる

よくわかんないウィジェットを表示してゼロ年代のブログ気分を味わうことも可能

 心の狭いTwitterは画面右のトレンドとかを消そうとすると有志の拡張を入れたりしなければいけないし、アップデートで無効になったりしますがMisskeyは簡単に設定を消すことができます。色々入れてゴテゴテにしてもいいし全部消してシンプルにしてもいい。

 リアクション絵文字が使えるとか、他にもいろいろありますが、私がとくに気に入っているのはこの三点です。

extra.人がいない

 Twitterに比べると当然ユーザーが少なく、企業も参加していない感じなので、口を開けていても面白い漫画やちいかわやかわいい動物写真やスイーツ情報などが流れてくることはありません。とはいえこれは逆にメリットかなとも思います。フォロワーが急に(任意のセンシティブな概念)の肯定的なリツイートをしてきて政治的な緊張感が高まるということもないので……政治信条が違うのはしょうがないとしてもそれを知りたい気分じゃない時、ありますよね! まさにTwitterというSNSに疲れた人にはいいのかもしれません。

Twitterを辞める必要はない(やめてもいい)

 最近の不明瞭な理由でのシャドウバンとか永久凍結とか、APIの急な仕様変更で実感したのですが、Twitterはいささか安心して使えるとは言えないSNSです。過渡期だから仕方ないという考えもあるかもしれませんが、今後良くなるであろうという信頼や透明性が存在しないのでちょっと同意しかねます。「こういう発言をしたらBANされるかもしれない……」みたいに怯えながら過ごすの、デスゲームじゃないんですよ。
 とはいえTwitterにしか存在しないもの(ようするにフォロワー・フォロイー)も多く、少なくとも私はTwitterが本当に消滅するまでは多分使い続けるのだと思います。「Twitterをやめて多くのものを手放すか、苦痛とともに信頼ならぬTwitterを受け入れるか……」みたいな悲壮な考えをしていた時期もありましたが、Misskeyが思いのほか使い勝手がよかったので「いつでもTwitterはやめられるという状況は気楽だから、むしろTwitter続けられるな……」という心境に変化しました。自殺用の青酸カリを襟に忍ばせておくとかえって生きやすくなるみたいなものです。本当に?
 知り合いの病弱美少女も「依存先を増やせ」と口癖のように言っており、たしかに、ひとつところにこだわらず、いろいろ試してみるというのはいいかもしれません。人間いよいよエネルギーが減ってくると、依存先を増やすことを試すことすらできなくなってくるので、余力のあるうちに……。

 今後Misskeyが巨大化して有様が変わってしまったらまた掌を返すかもしれませんが、こういう感じで気楽~にやっていきたいですね。


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