見出し画像

【体外受精】初めての採卵&驚きの新事実が判明した不妊治療やっぱりスゴイの巻

*この度、無事採卵日を迎えました。

この日まで滞りなく進めたこと、不安の解消などなど、noteやTwitterを通じて出会った方々の応援メッセージ、アドバイス、コメントがとても役に立ちました。どうもありがとうございました!

そして、この妊活マガジンをキッカケに思いもよらないお仕事の話も頂けました(笑)我ながらビックリしてます。とにかく、ありがとうございました!

↓本編はこちらから

今日、無事採卵が終了しました。先月頭に初診を受け、1ヵ月+一週間の時を経て、やっと採卵の日を迎えることとなりました。

このクリニックに入る前は、採卵は望めばすぐに行ってくれるものだと思っていました。

しかし、いざ通院してみると、細かい血液検査(HIVなど)、子宮内に問題がないか、排卵は行われているか、薬の反応はあるかなどなど、細かくチェックされました。

とくに採卵前はスケジュールもビッシリで、今週だけで一体何回通院しただろう?この三連休も、なんと3日連続で通院しています。

おまけに土曜、日曜日は2日連続で採血。「もう血を抜く血管なんてないよ…トホホ…」と、ボロボロの注射跡を眺めては溜息をつきました。

もし、初診から採卵日までの検査で少しでも引っかかる項目があれば、採卵は延期となります。本当に、無事滞りなく採卵まで進めてよかったと、ほっと胸を撫で下ろしています。

採卵で大変だったのは、まず2日前の点鼻スプレーを23時、23時15分丁度にシュッシュッとしなければならなかったこと。私は21〜22時に寝るので、23時まで起きているのがしんどくて、なんとか目を覚まそうと、眠気を誤魔化すために日記を書いていました。

しかし、結局日記に書いた内容は「眠い。どうやって起きていればいいの。もう限界」など、ネガティヴなネタばかり。

結局、眠い眠い眠いといった内容で1ページが埋め尽くされてしまいました。

他に大変だと感じたのは、どんな事が起きても必ず病院の指示された日、時間に通院しなければならないことでした。

なんと、土曜日は台風。夫が休みだったので車で行けたとはいえ、平日だったらどうなっていたんだろう。もし、指定された時間に通院できなければ、今月の採卵はキャンセルとなってしまいます。

台風のニュースを見て「もしかすると、私と同じ境遇の女性が天災理由で採卵キャンセルになってしまっているかも」と思い、ふと悲しい気持ちになりました。

もし医師の指定された日時に行けなければ、また来月の周期に向けて採血、薬、注射の日々が始まります。

それから、採卵日は夫の精液持参&もしくは本人同伴(現地で採取)も必要です。

病院で保存している凍結精子はあくまで緊急採卵の時のみで、通常の採卵では結局のところ精液が必須になります。今日たまたま祝日だったので、夫に車&当日現地精液採取ができて、本当に良かったです。

採卵当日は、朝から飲食厳禁です。水も飲めません。おそらく朝はフラフラ状態になるだろうと思い、栄養をつけるために、前日の夜に参鶏湯を作って食べることにしました。

↑旬楽膳の参鶏湯キットがお気に入り

参鶏湯の効果かはわかりませんが、朝結構ご飯抜きでも平気でした。ただ、水は飲みたいなーって感じでした。

採卵受付は、朝7:35分。時間厳守です。

この時間も、絶対遅れてはいけません。夜眠い、朝早い出来事多すぎて、いつも眠かったです。

受付でお会計や書類提出を済ませ、いざ待合室のベッドへ。病院着に着替え、紙製のネットのようなものを頭に被ります。

この紙製ネットみたいなヘッドカバーが、髪がなかなか入らなくて困りました。「ヘアゴム持ってこれば良かった」と後悔。生まれてこのかた手術したことがないので、病院着は新鮮でした。

さらに、足首をよくみると蚊に数カ所刺されていました。おそらく、朝刺されたばかり。ズボン履いてこればよかったと思いました。

小さな後悔に悔やんでいるうちに名前を呼ばれ、いざ採卵ルームへ。採卵ルームは、まるで「ドクターX」の世界。

私の手を引いてくれた看護婦さんは女優の板谷由夏さんに凄く似てて、綺麗だったなぁ。本当に、これからテレビドラマの世界へトリップするみたいでした。

採卵ルームは、テレビでしか見たことのない手術台のような場所でした。

実は噂で「女医さんは採卵が痛くない」と聞いてたので、「あー、女医さん!よかった!」と、そこでホッと一安心。(あと女医さんのが恥ずかしくないよね)しかし、実際は結構痛かったです……。

私は右側の卵巣が子宮の裏にあるらしく、採卵が大変とのことでした。局所麻酔でなんとか我慢できる範囲ではありましたが、それでも「ギャー痛い」って声を上げました。

病院のカタログでは、看護婦さんが手を握ってくれると書いてありましたが、手を握るどころか、複数の看護婦が私の下腹部を両手で抑えるのに必死。(その現場を見て「悪魔の子を出産する鬼母!恐怖の地獄絵図」というタイトルが思い浮かぶ私は、つくづく好きモノだなと思いつつ……。)

どうやら、看護婦さん達が必死に下腹を抑えていたのは、私が痛がって腰を下に落とせなかったからだそう。

さらに病院で頂いた本には「痛くない採卵」とあったものの、い、痛いやん!

悶絶する中、看護婦さんが「目を開けてくださいね」と言われて「できるか!」と思わず言いそうになりましたが、声が出ません。

もうこうなったら、我を忘れるしかない!と思った私は、まず心を落ち着かせるためにと夫の顔を思い浮かべました。

ところが、全然心が落ち着きません。(笑)

むしろ夫が「大丈夫か?大丈夫か?」って大声でカリカリ言ってるのをイメージしてしまい、余計恐怖に。

そこで、最近ハマってるバチェラー3の友永真也さんが「みく、ローズ受け取ってもらえませんか。もっと、みくのこと知りたくなったんやわぁ」と私に言ってる姿を妄想。そして、私の顔面は気がつけば岩間恵さん(バチェラーのお気に入り?)。

すると、なんと我を忘れることができました。どうせ現実逃避するなら、極限までするに尽きますね。友永さん、あの時はありがとう。

採卵はそれ位痛かったですが、以前受けた卵管造影検査よりは我慢できました。

なんとか看護婦さんの片手をみつけ、無理やりギュッと握りにいきました。すると看護婦さん「ああ、そうだ」と思い出したように受け入れてくれました。

どうやら、私が想像していた採卵ではありませんでしたが、なんとか無事終了。

採卵は4つ。成熟卵1個、やや未熟2個、未熟卵1個。やや未熟は培養で結構成長するらしいので、実質3つ採卵できた?ってことかしら。

とりあえず、他院では「薬を使っても1〜2個しか取れないかも」と言われていたので、これだけ卵取れて満足です。自然周期法というのもあり、もともと予定した数が取れたと言った感じのようです。

今回低刺激、自然周期法の採卵を受けて思ったのは、それでも決してドラッグフリーというわけではないということ。

これまで飲み薬や注射(フェマーラ3日、クロミッド半錠4日、ゴナールF 75を2日)もあったので、多少の刺激はありました。

正直、ゴナールFは少量でも副作用あってフラフラだったので、これ以上のお薬は厳しいなと実感。少ないお薬でも、きちんと採卵できて良かったです。

ただ、問題はここから。次回、卵子が本当に成長して凍結できるか、グレード、受精したかが判明します。

それから、なんと夫の精液を最新の精子選別システム(スパームセパレーター)で分離した結果、問題のあるものも多く、クリアできた精子が少ないため全て顕微受精となりました。

どうやら、この精子選別システムは最近導入されたばかりらしく、通常の検査ではわからなかった問題が浮き彫りになるそうです。

今回体外受精を通じて、夫婦それぞれにいくつかの問題が浮き彫りになりました。

マメな採血、最新システムによってこれまでの検査ではわからなかった原因を掴め、改めて「不妊治療すごい!」と実感。

(問題→解決)

・卵巣の成長が途中で下がった→ゴナールFで対処
・精液検査では「通常の3倍の運動量」だったにも関わらず、最新システムによる問題で正常な精子が激減→いい精子を特殊顕微鏡で選択し、全て顕微受精

次の診察、正直ドキドキです。どうか、少しでも上手く育ってくれますように。

↑採卵後は、夫婦でもつ鍋、しゃぶしゃぶ食べ放題ランチへGO!朝から何も食べてないので、美味しかったです

#たすけてくれてありがとう

#顕微受精 #体外受精 #不妊治療 #妊活 #フリーライター #バチェラー #バチェラー3 #バチェラージャパン #妄想 #現実逃避 #採卵 #痛い #最新 #手術 #医療 #病院 #台風 #無理 #通院 #40歳 #40代 #アラフォー妊活 #40代妊活 #アラフォー #高齢 #高齢出産 #フリーランス #自然周期法 #体験 #体験談 #日記 #note #仕事 #低刺激 #友永真也 #ドキドキ #不妊治療記録 #不妊治療専門クリニック #不妊治療費が保険適用外っておかしくね






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?