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恋愛コラム

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男女の頭の中って全く別物。分かり合えないからこそ、知りたくなったり、好きになったりししてしまうものだと思うのだけど、あなたはどう思う?
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夢見る乙女の頭ん中。

夢見る乙女の頭ん中。

いくつまで”乙女”と呼ぶことができるのだろうか。

”少女”とはもう言う勇気はさすがにないが、乙女ならまだ許されるだろうか...。

 昔から妄想ばかりしていたせいか、大人になってもいまだに気がつくとボーっとしている。こんなことならもうちょっと勉強しておけばよかった。大人になっても変わらず怒られているなんて、あの頃のわたしはこれっぽっちも想像していなかった。

 夢見る少女はいつだって恋をしている

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日本の恋にもDating期間。

日本の恋にもDating期間。

「付き合う」って段々わからなくなるのは、なぜかしら。

本当のところ”真実の愛”かどうかなんて、当の本人にだってわからない。

あんなに夢中になったのに、他にもいい人がいるんじゃないかとか、

人って自分のことになると醜い程欲張りで、嫌になっちゃうよね。

20代後半の”恋愛行方不明女子”の話を聞いていて、いろいろと思うことがある。かくいう、わたしも正真正銘恋愛見失い中20代アラサー女子!笑

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覚えることを、あきらめた。

覚えることを、あきらめた。

「なんっっっで、覚えられないんだろう...」

 改めて、わたしに社会的価値なんてあるのかな...。音大を出てから妄想に妄想を重ねて、端から見れば現実逃避と見られる行動を繰り返してきたわたしに、何ができるんだろう。考えはじめると、わたしのできることなんて、指を下り数えても人差し指で止まってしまった。

 幼い頃から母から注意を受けすぎて、自分が興味のない話は受け流す。相手が諦めるまで聞き流す。そん

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一か八かのクレイジー。

一か八かのクレイジー。

心惹かれる人は大人になればなるほど、定まってくる。経験しないとわからないことが多いけれど、そんな遠回りばかりしていられなくなるから、最近はマッチングアプリを利用するのも効率的で、SNSで出会いを求めることにも抵抗がなくなってきたという話を聞く。

そんな中でも楽しいとか、おもしろいと感じる人のことをクレイジーな人とここでは呼びたい。そして”クレイジー”な人には2タイプいることがわかった。

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救いのウィンク。

救いのウィンク。

今年も残り数ヶ月となり、手帳を振り返っていた。今年のはじめに立てた目標の中に、

英語を話せるようになる。

とあるではないか。...すっかり忘れていた。

もう行動するしかない‼︎海外の人が集まる場所に足を運ぶことにしよう。

自分で飛び込んだのだから、何がなんでも話さなきゃいけない。でもとなりの男性は海外の人。なんとか片言の英語をつなぎ合わせてコミュニケーションを取った。

「マイネー

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旅先で気づく、心の距離。

旅先で気づく、心の距離。

遠距離恋愛なんて、絶対できない。

わたしはずっと物理的距離が、すべてだとおもっていた。朝から晩まで一緒にいれたら、どんなにしあわせだろ...と。手に触れたり、表情から彼の細部まで感じていたかった。

「そばにいる」ということでしか、お互いの存在意義を確かめられなかった。

旅先でわたしは、あることに気づく。

新幹線の窓から外の景色を眺めてると、一緒にいないのにわたしのそばで問いかけてくる彼

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恋に落ちる瞬間は、決まってる。

恋に落ちる瞬間は、決まってる。

恋に落ちる瞬間に法則があったなら、もっとうまく恋を見つけられるのに。

ふと、そんなことをおもった。

「出会いがない」とか「彼氏(彼女)がほしい」という人が多いけど、そもそも恋を見逃してるんじゃないのか。通り過ぎていった恋の中に真実の恋が眠っていたのかも。まさに、後悔先に立たず!

映画やドラマで「ビビビっときた人に恋をする」「運命の人と会ったらそよ風が吹く」なんてそんな抽象的な表現で言われても

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好きな気持ちに罪はない。ドラマ『おっさんずラブ』を観た感想。ネタバレ!

好きな気持ちに罪はない。ドラマ『おっさんずラブ』を観た感想。ネタバレ!

「春田さんが巨乳好きなのは知ってます。でも、巨根じゃダメですか。」

1話のこのシーンを見た瞬間、「絶対おもしろい」と確信した。

もうすでに話題になり終わった後で、かなり出遅れているけど、今更わたしが言うまでもなくかなりおもしろかった。

深夜にAmazonプライムをダラダラスクロールし、1話をクリックしたまま7話まで動画を止めることなく朝を迎えることになった。

「おっさんずラブ」ってタイトル

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「モテない」って言えるのは”心の余裕”。

「モテない」って言えるのは”心の余裕”。

「いや、モテない。モテない。」

「頑張って、口説くんだよ。」

モテる男に限って自分を下げるのが上手い。モテない演出をする術を身につけているのだ。よくよく考えてみると、「モテない」と言えるのは余裕があるからではないか。「モテるでしょ?」と言われ慣れたせいで、日本人男性はちゃんとモテない要素リストを、自分の中に持ち合わせているのかもしれない。

それに引き換え、本当にモテない人は、自分のことを「モ

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頭ぽんぽんの魔法。【美しい髪】

頭ぽんぽんの魔法。【美しい髪】

髪に対して無頓着だったわたしが美しい髪を手に入れたいと思ったのは、あなたの手の中に収まる、やわらかい髪がほしかったから。

正直化粧をするので精一杯だ。そのうえ、髪を巻くなんて身なりを整えるだけで、朝の貴重な時間があっという間に奪われてしまう。女子力の低いわたしは手入れのしやすいボブスタイルでずっと生きてきた。髪を乾かす事だって、できることなら髪専用の乾燥機があれば入ってしまいたいくらいだ。そんな

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好きな人の性格が大嫌い。

好きな人の性格が大嫌い。

「顔とセンスは好きだけど、性格が大っ嫌いなの。」

以前こんなことを口にしていた。

女性誌をみていると、恋人に求める条件のランキング1位が”性格”だった。ほほー、なるほど。世の中の女性は性格が好きかどうかが大部分を占めている。それなのにわたしは、彼の性格がどうしても許せなかった。

彼は人に言っちゃいけないことを言ってしまう人だった。そのぶん、おもしろい人だったけれど、それを上回る発言をするから

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季節外れの線香花火。

季節外れの線香花火。

「線香花火がしたい!」

子どもの頃は何とも思わなかった、むしろショボかった線香花火が、大人になってしたくなった。

大きな打ち上げ花火も、もちろん見た。
たくさんの人が集まる場所で、2人で浴衣を着て、”ドッカーン”と大きな音を立て、みんなを惹きつける打ち上げ花火もいい。

でも、今年は線香花火がしたかった。

静かな公園で、たった2人だけの。

***

「なんだか、切ないくなるわ。」

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恋は通りすぎるもの。

あんなに夢中だったのに、記憶は泡のように消えていくし、恋なんて儚い。

そんな気持ちに思い馳せていた10代だったけど今では「恋は通りすぎるもの」

考え方は変わっていく。しょうがない、人は変化していくものなのだ。

3ヶ月一緒にいれば相手を知った気になれる。

チョコミントのアイスが好きとか、ビックリマンチョコを見つけると買ってしまうとか、過去の自分を嬉しそうに見せてくるとか、上げたらキリがないく

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思春期が終わらない。

思春期が終わらない。

思い起こせば幼い頃から「なんで生きているんだろう」とか「どこへ行けば幸せになれるんだろう」と考えていた。大人になれば答えが見つかると思っていたけど、答えなんて見つからないし、20代を超えても途切れることなく思春期が続いている。

いつまでたってもトキメキを求めるし、ドキドキしていたいのはずっと変わらない。変わっていくことがあるとすれば、わたしを置いて周りの人達はどんどん変わっていくことくらいだ。

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