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誰も知らない時間。


わたしは”不思議ちゃん”というポジションを手に入れ、なんとか社会と関わり生活するようになった。人並みに慣れてきたところで、周りにはまだまだ助けられながらであるが働けている。それは今までのわたしを見れば喜ばしいことで、自分でもこんな未来が訪れるなんて、思ってもみなかった。


こうして自分の感情を言葉にして残すことに、なんの価値があるのか?

今までやってきた数々の失敗は無駄だったんじゃないの?


そんなことを自分に問いかけてしまうくらい、全く違う世界で生きてきた人達に囲まれて、立ち止まっていた。というより、人並みになるだけで精一杯だった。「環境がすべて」とよく聞くけど本当にその通りで、何かに疑問を持ったり、驚いたり、ムカついたり、人と関わらないと起こらない感情ばかりである。

わたしは今の環境に辿り着かなければ、こんな風に自分に問いかけることもなかったし、だからこそ、この機会を大切にしたい。誰のものにもなりたくないけど、誰かに必要とされる人になりたい。

孤独が教えてくれる誰も知らない時間に、忘れたくない感情を見つめて、自分の言葉でただ記しておきたい。


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熟成下書き

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