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小説を書くことで、新しい何かが始まる其の四拾六(46)

恋愛小説を書いて、豊かさを手に入れるお話の続きです。新しいことが何か始まりましたか。赤い薔薇のことばかり考えていると、家の近くに薔薇の咲く家を発見したり、いままで気づかなかった風景が見えてきます。

別れた恋人のことを思っていると、彼または彼女とよく似たひとに出会います。そんな風に物語と現実はいつもリンクしています。夢のような話と思うときは、夢物語と密接なリンクがあるのです。

だから、毎日五行を続けていると、現実が変わって見えてきます。ここが大切、ある日突然変わることもあるし、気づいたら変わっていた。同じ日々は二度とないのです。永遠と思われたものが、実に儚く脆いものだった。あなたは知ることになります。それが幸せなのか、それとも心の傷になるのかは、わかりません。

物語を書き続けていて、どんな世界が見えるようになるのか、それを想像するのも楽しいですね。ドラマなのか、劇画なのか、あるいは古典劇なのか、出会いを待ち望むのではなく、忘れていると、出会うものですね。

では、また明日。

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