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小説を書くことで、新しい何かが始まる其の四拾五(45)

恋愛小説を書くことで豊かさを手にいれる。何度もお話ししているので、今日はちょっと趣向を変えてみます。

毎日同じことをいうのではなく、変化させていくのは、とても大切。読者だけでなく、書き手も倦きないようにするのです。お昼にお弁当を開けたとき、また、同じおかずではなく、毎日新鮮なおかずが入っている方がうれしいでしょう。

恋愛小説ですが、愛しているとか、きみがいちばん好きとかいう台詞は、多発しないことです。二人の行動を周りのひとが見ていて、あらっと思わせるようにする。同じ模様のセーターを着るのではなく、ブランドを揃えたり、色で意識したりする。西洋の物語なら、彼または彼女の瞳と同じ色の宝石をプレゼントしたり、あるいは、瞳と同じ色のドレスを着る。

現実的である必要はなく、むしろ非日常なのが恋。そこでは、どんなことも許されるのです。常識で考えることをやめ、空想でもいいのです、考えをめぐらせてみましょう。頭の柔軟体操をするのです。日頃使わない灰色の脳細胞を酷使して、とりあえず今日も五行書いてください。

では、また明日。

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