江戸のメイルマガジン、第145号 2019年8月30日、お届けします

江戸のメイルマガジン 145号 2019.8.30発行

まだまだ暑い日が続きます。梨を薄く切って、ジップロックの袋に重ならないようにならべ、冷凍させていただくと美味しいです。半解凍だとシャーベットのようです。あと二日で九月、なんとか夏を乗り切りましょう。

■目次

1. 東京都江戸東京博物館 特集展示「浮世絵と邦楽-隅田川をめぐって-」
2. 東京都江戸東京博物館 紅葉寄席(えどはく寄席)
3. 東京国立博物館 暮らしの調度―安土桃山・江戸
4. 東京国立博物館 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
5. 国文学研究資料館 「ぷらっとこくぶんけん」ロバート キャンベル対談企画第1回
(猪子 寿之 × ロバート キャンベル)
6. 國學院博物館 企画展「有栖川宮家・高松宮家ゆかりの新収蔵品」
7. 出光美術館 奥の細道330年 芭蕉
8. まもなく終了 国立公文書館 第2回企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」
9. 『青のある暮らし ―江戸を染める伊万里焼―』戸栗美術館
10. 江戸のくずし字講座のご案内 秋期講座のご案内
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1. 東京都江戸東京博物館 特集展示「浮世絵と邦楽-隅田川をめぐって-」
https://bit.ly/34bJX8H

会期  令和元年8月27日(火)- 9月23日(月・祝)
会場 常設展示室5階 江戸ゾーン E6 「江戸の四季」コーナー

江戸時代の隅田川は、人や物資を運ぶ水運の大動脈であり、四季折々の自然を楽しむ場としても人々に親しまれ、数々の浮世絵に描かれました。そして、屋形船や屋根船での船遊びには、三味線などの音曲(邦楽)がその風情を高める役割を担っていました。 今回の公演にちなんで、館蔵資料の浮世絵のうち船遊びをテーマとした作品や関連資料を展示いたします。

▪️シルバーデー(9月18日)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。
年齢を証明できるものをお持ちください。

▪️家族ふれあいの日(9月21日・22日)に観覧の、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住)2名は観覧料が半額となります。
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2. 東京都江戸東京博物館 紅葉寄席(えどはく寄席)
https://bit.ly/2L79Te7

9/8(日)、9/9 (月)、9/14 (土)、9/15 (日)、9/16 (月)、9/22 (日)、9/23 (月)
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/event/yose/s

【会 場】常設展示室5階 中村座前
【参加費】無料(ただし常設展示室観覧券が必要)

「えどはく寄席」は江戸東京博物館 5 階常設展示室中村座前で開催しています。季節ごとにテーマを設けてさまざまなプログラムをご用意しています。
常設展観覧券でご覧いただけます。
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3. 東京国立博物館 暮らしの調度―安土桃山・江戸
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5909

暮らしの調度―安土桃山・江戸
本館 8室 2019年7月30日(火) - 2019年10月27日(日)

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を陳列します。季節に合わせ菊や薄、紅葉など秋に因んだ意匠の品々を通して、往時の人々の暮らしぶりに思いを馳せてみてください
▪️敬老の日 2019年9月16日(月・祝)総合文化展 無料観覧日
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4. 東京国立博物館 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5979

本館 10室 2019年8月27日(火) - 2019年9月23日(月)

川崎造船所の初代社長である松方幸次郎収集の浮世絵版画は、宮内省を経て当館に収蔵され、当館の浮世絵コレクションの中核をなしています。錦絵以前の初期浮世絵版画が充実しており、浮世絵版画発展の歴史をたどることのできるコレクションとして知られています。
本年は、国立西洋美術館で開催されている「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」と連携し、松方コレクションのみの展示を4回行っていますが、今回はその最終回。
▪️敬老の日 2019年9月16日(月・祝)総合文化展 無料観覧日 
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5. 国文学研究資料館 「ぷらっとこくぶんけん」ロバート キャンベル対談企画第1回
(猪子 寿之 × ロバート キャンベル)
https://www.nijl.ac.jp/activity/plat/event.html

日時: 2019年9月5日(木)18時開演
場所:  たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール
共同主催:  国文学研究資料館/多摩信用金庫/ぷらっとこくぶんけん
特別協賛:  株式会社立飛ホールディングス
入場無料
申し込みフォーム
https://www.web-tamashin.jp/entry/mail.cgi?id=20190905-plat

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6. 國學院博物館 企画展「有栖川宮家・高松宮家ゆかりの新収蔵品」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2019_new_collections.html

令和元(2019)年8月31日(土)- 10月27日(日)
会場 國學院大學博物館 企画展示室
開館時間 午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
会期中休館日 9月30日(月)
入館料 無料
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7. 出光美術館 奥の細道330年 芭蕉
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

江戸時代前期に活躍した俳人・松尾芭蕉(1644-94)は、元禄2年(1689)3月下旬に江戸を出立して、松島・平泉を巡り、出羽の各地を遊歴しました。その後、越後・越中・越前を経て、8月下旬に美濃大垣へと至ります。この旅をもとに、元禄7年(1694)の4月に紀行文『おくのほそ道』が編まれました。今年は、芭蕉が奥の細道の旅に出て330年。
これを記念して、芭蕉の書画や芭蕉を敬慕する者たちの作品を展示し、俳諧にまつわる美術をお楽しみいただきます。

開催 2019年8月31日(土)- 9月29日(日)
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8. まもなく終了 国立公文書館 第2回企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」
http://www.archives.go.jp/exhibition/

雨――それは季節や時間でさまざまに表情を変え、恵みをもたらすこともあれば、人々の生活を脅かすこともあります。古くから日本人はこの雨の変化に心を配り、時には和歌や物語に描くことで、さまざまな感情を託してきました。本展では身近な気象現象である雨をテーマに、上代から近世までに成立したさまざまな古典文学をご紹介します。

令和元年7月27日(土)- 9月8日(日)
午前9時15分 - 午後5時00分
    期間中無休 入館は、閉館30分前まで
    入場料 無料

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9. 『青のある暮らし ―江戸を染める伊万里焼―』
http://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/index.php

やきものの戸栗美術館と浮世絵の太田記念美術館との初の連携企画展。共通展覧会名を『青のある暮らし』と題し、江戸時代の人々の暮らしを「青」という切り口から、各館の所蔵品を通じてご紹介いたします。相互入館割引や特別講演会に加え、東急百貨店本店との連携企画も開催。

■会期 2019年7月2日(火)- 9月22日(日)
■開館時間 10:00-17:00(入館受付は16:30まで)
毎週金曜は10:00-20:00(入館受付は19:30まで)
■休館日 第4週を除く月曜 9月16日(月・祝)は開館

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10. 江戸のくずし字講座の新講座のご案内 2019年秋期コース

1月から新しい講座が始まりました。『井原西鶴、好色五人女を読む』です。
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html

『好色五人女』は17世紀に実際に起きた5つの恋愛事件を各5巻に配したもので、登場人物たちの愛欲をめぐる心情や行動はもちろん、江戸時代前期の社会・風俗についても、くずし字を読み解きながら楽しんでください。
今回は、江戸を舞台とした巻4「恋草からげし八百屋物語」(“八百屋お七”の話)から読み進めます。

見学コースもご用意していますので、気になる方は遊びに来てください。お待ちしています。

江戸のくずし字講座のご案内 2019年秋期コース、近日中にwebページに載せます。
秋期講座を募集中です。どの講座も初回は見学できます。
受講希望の方は、前日までにメイルでお申込みください。
http://www.madio.jp/

いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。

【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。

■見学(一回に限り無料)もできますので、お気軽にお越しください。

2019年 9月11日(水)
19時から21時 「西鶴、好色五人女を読む」杉本和寛先生 
http://www.madio.jp/ko/saikaku.html

2019年 9月13日(金) 
19時から21時 「黄表紙を読む」光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html

2019年 9月25日(水)
19時から21時 「芭蕉翁頭陀物語を読む」長島弘明先生
http://www.madio.jp/ko/takebe.html


■通信講座のご案内

2019年9月27日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をお送りしています。半年間でかなり読めるようになります。

次回は第146号 9/13 金曜日を予定しています。
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