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山遊びが劇的進化!最強の電動MTB、GIANT TRANCEe+Pro

今回は、いま自分の山遊びの中心になっている電動MTB『GIANT TRANCE E+PRO』を紹介しようと思います。

超巨大自転車メーカーGIANT

現在、日本で購入できる自転車メーカーはたくさんありますが、GIANTは年間生産台数600万台以上の名前の通り世界一巨大な自転車メーカーで、TREK,SPECIALIZEDなどと同じく1970年台に台湾で創業を始めた比較的若い企業です。ママチャリ、ロードバイク、シクロクロス、MTBなどなど幅広いラインナップを持っていて、性能も低価格なものからかなりの装備を搭載したハイスペックなものまでとても幅広く展開しています。

GIANTの名前が世界で知れ渡ったきっかけは、現在の自転車のほとんどが採用しているトップチューブを斜めにする技術『スローピングフレーム』を最初に開発してフレームの軽量化と剛性化を同時に実現したことが最も大きな要因ですね。それが後押ししてOEM(他社ブランドの製品を他社ブランド名で製造すること)メーカーとして成長し、今でもヨーロッパへ自社のパーツを供給したり、世界中で愛されるメーカーに成長しました。

そして本題、このメーカーの良さは何といっても最強のコスパ!!安くて品質の高いものを買いたい方はGIANTがおすすめです。昔は安くて悪いとチープなイメージを持たれていましたが、現在は全然違います(^^♪

僕はGIANT製の自転車をMTBとシクロクロスの二台保有していて、どちらも購入前にスペックや価格など他社とじっくり比較しましたが同じスペックの他社製品と比べると確実に1割~2割安いです!理由は前述した、世界最大の生産量、OEMメーカーであることのスケールメリットが大きな要因だと思います。メーカー名にこだわりのない方で少しでも性能の高い自転車が欲しい方はGIANTが超おすすめです!

TRANCE-e+PRO紹介

それでは世界最強の自転車メーカーGIANTが満を持して投入した電動MTB『TRANCE-e+Pro』を紹介させていただきます。

GIANTのオフロードシリーズはいくつかのジャンルに分かれていて

入門用 ATX

街乗り、山道サイクリング TALONタロン

ハードテイル FATHOMファゾム *ショックが前だけ搭載

フルサス TRANCEトランス *ショックが前後に搭載

ファットバイク YUKONユーコン

エンデューロ REGNIレイン

フルカーボンクロカン XTC

ダウンヒル GLORYグローリー

クロカンレース用 ANTHEMアンセム 

以上の9つです。僕のMTBはフルサスモデルのTRANCEを電動化したものになります。

GIANT TRANCEの特徴は何といっても独自のサスペンションシステム『マエストロ』

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高いコントロール性、トラクション、快適性、スピードを最大に得られるフレーム構造を研究し尽くし出た答えがこの形状です。

僕の率直な感想は、自分のライディング技術がめちゃくちゃ上がったと錯覚するほど乗りやすいです♪♪

まず感じるのは以前乗っていた他社のフルサスは、リアサスペンションの影響で登りの時漕いだ力が下へ逃げている印象がありましたが、この自転車はペダルを踏むパワーの影響を受けずペダリングの効率が下がりません。漕いだ力を分散してくれてるといった感じですかね(^.^)また路面からの突き上げも見事に吸収してくれるのでかなりの悪路をいままで感じたことのないスピード感で下れます。加えてブレーキ作動時も粘り強くタイヤが路面から離れないので直感的なコントロールができ、滑りながらバランスを作るような絶妙な感覚で走れます。僕はこの快適さに慣れすぎたために以前友達のリジットを借りて下ったときは怖くて全くスピードが出せませんでした(*_*)ライディング技術を上げたい方には逆効果なのでしょうが、僕のような腰抜けライダーには強力なアシスト性能ですね(^^♪

各パーツの紹介

それでは採用されているパーツ、スペックを紹介していきます。

重量約25kg 適応身長170-190(Mサイズ)*日本ではS,Mのみ

ブレーキ SHIMANO MT520 油圧ディスクブレーキ

緩めに利かせたり、ガツンと利かせたり微調整が簡単にできるとても優秀なブレーキです。フレーム+サスペンション+ブレーキの絶妙なバランスから生まれる相乗効果のおかげでとてもライディングが上手くなった錯覚に陥ります(*´з`)

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シートポスト GIANT CONTACT SWITCH 油圧式ドロッパーポスト

左ハンドルに取り付けてあるレバーで簡単にシートポストの昇降ができます。上り下りが繰り返す山でとても重宝します(^^♪

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ギアクランク PRAXIS WORKS EーCADE-36T

ギヤのチェンジャーは右ハンドルにあり薬指と親指の軽いタッチでアップ、ダウンが簡単に切り替えできます。

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リアサス FOX FLOAT DPS

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フロントサス FOX 36 FLOAT 扱いやすい150mmトラベル

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ディレイラー SHIMANO SLX 11S フロントシングル11速

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タイヤ MAXXIS 27.5

安定したグリップ力で実績のあるMAXXISを採用。取り回しのいい27.5も僕の好みです。さらに前後のタイヤはパターンを変えてあるうえに高性能なチューブレスタイヤという驚きのこだわり(*_*)

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フレーム カメレオンペイント

見る角度によってブルーからパープルに変化する特殊ペイントです。

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電動MTBの心臓部

さてここからは電動部分の紹介に移っていきます。

まずはコントローラー

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左ハンドル上にあり、冬場の分厚いグローブをしていても操作しやすい気の利いたかなり大きめのスイッチになっています。

LEDで表示されているインジゲーターは、

左の点5つ。。。モード切替 左の大きなスイッチでモード上下の切替

押してすぐタイムラグなしでモーターの挙動が変化します。山での使用を想定した素晴らしいシステムです(^^♪

真ん中の点1つ。。。電源ボタン LED上部のスイッチ長押しでON,OFF

スイッチOFFは数秒かかりますが、ONは即起動する山では嬉しい設計♪

右の点5つ。。。バッテリー残量インジゲーター

あくまで感覚的な話ですが、点が3つになったあたりから格段に性能に変化が現れ、点2つでは起伏の激しい山では少し厳しい印象です。

点5つの状態。。。100%~70%

点4つの状態。。。70%~40%

点3つの状態。。。40%~20% 節電モード開始??

点2つの状態。。。20%~10% 確実に節電モードです

点1つの状態。。。10%~0% ほぼアシストに期待できないレベル

おそらくですが、航続距離を延ばす保全機能なのか自動で節電してる?のかもしれません。バッテリー切れを起こすとこの自転車は重量があり致命的なので残量を薄く引き伸ばしてる感じがします。だとしたらとても親切設計ですね(/ω\)

次にYAMAHAと共同開発したモーター部分。電動自転車定番のペダルの付け根にあります。

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ここが心臓部といえる場所です。MTBはハードな使用があたりまえなので仕方ないのでしょうが若干この場所にあるのは神経使います。ちなみにカバーを開いている場所から直にコンセントを差し込んで充電できます。

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バッテリーはダウンチューブの下に

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盗難防止のために鍵で取り外します。

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ちなみにかなりの重量があります。

取り外すとバッテリー自体にインジゲーターがあり、残量の確認ができます。

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充電は専用充電器を使います。

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補足。。。コンセントは三又なので最初焦りましたがかろうじて屋外にありましたー\(^o^)/

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肝心のバッテリー性能は。。。

POWERモード。。。75km

SPORTモード。。。78km

NORMALモード。。。84km

ECOモード。。。125km

十分な航続距離ですね(^^♪

遊び方は自由で無限大!

とにかく言いたいのは電動+MTBは人類の歴史を変える発明です!

ガシガシ未知の山を攻めれる安心感♪

いままで観たことのない絶景に出会えるチャンスが広がります(^^♪

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人生観が変わるほどの衝撃をぜひ味わっていただきたいです(^^♪

最後に…デメリットを少々…

メリットのほうが大きいのであまり語りたくはないのですが、電動MTBを使い倒して見えてきた不満点を少し書きます。

①重量。。。アシストが切れた後、25kgの重量は山では致命的(*_*)発狂しそうになりました。。。

②修理がブラックボックス化。。。モーター、バッテリー部分に故障が起きた場合深刻です。いままでは自力、若しくは自転車屋に相談して何とか修理できてましたが、電気部分は手が出せないので高額な修理費が発生しそうです。。。

③高圧洗浄機で洗えない。。。これはマジで致命的、繊細な電子機械であり機構なのでメーカー、購入先からもやめるよう指摘を受けました。。。MTBは基本泥まみれですよね。。。拭き掃除はきつすぎる~(*_*)

以上、本音をぶっちゃけましたが皆様にGIANT TRANCE-e+Proの良さ、欠点すべてを知ってもらい欠点をカバーして余りあるメリットがあることを知ってもらいたいので記事にしました♪

ご拝読ありがとうございます('◇')ゞ

Youtubeやってます

山遊びに使用しているアイテムはこちら

https://room.rakuten.co.jp/room_milionpower/items

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