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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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#エッセイ

自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』

最近周りの友達がバタバタと闇落ちしている。 いや、闇落ちという言い方は正しくないな。仕事に疲れて心を病んでしまっている。 それで、あまりにもひどいので 『早くエスケープしなよ…!』 と言うんだけど、テコでも動かないんだこれが。 なんでかと言うと、大体鬱になってしまう人は、『完璧主義』な人が多く、完璧な理想の自分と現実の自分の乖離が許せなくてもがいているうちにだんだん病んでしまうそう。 自分はもっとできるはずだ、自分なんかが鬱になるはずがない、って更にがんばってし

自分のことを「赤ちゃん」って思うと、いいことがた〜くさんある

よく友だちと「ヘルシーな赤ちゃんライフを送っていきたいよね」という話をしている。ヘルシーな赤ちゃんライフ、すなわち思うがままに生きながら愛されたいという至極我儘なライフスタイルである。 ところで、自分のことを「赤ちゃん」と思うといいことがたくさんある。コイツはいきなり何を言ってんだと思うが聞いてほしい。 まず、基本的に自分に対して、「赤ちゃんだからしょうがない」と過度な期待をしなくなる。何かミスをしたり、やらかしたりしてしまっても、「まぁわたし、赤ちゃんだからな…」と思え

ポンコツの「まま」で生きたい人のための本ができました。

わたしは、どうしようもなくポンコツです。 そう言うと、「ポンコツな人は本を出せないぜ」と言われるけど、自分がポンコツだと思ったらポンコツだと思うんよ。自分がブスだと思ったらブスなのと同じ(ひどい)です。 ポンコツにもいろいろあって、「俺のほうがポンコツだ!」と張り合いたいわけじゃないのでとりあえずそんな感じで話を進めるよ。 わたしの場合、そもそも、「社会に出る」ということが何なのかよくわからなかった。ESが書けず、面接も寝坊ブッチしたりして就職活動がうまくできずに落ちま

「無理だもん」から「なんとかなるっしょ」と思えるようになるために

割とすべてのことに対して「なんとかなるっしょ」と思う傾向にある。そして、「なんとかなるっしょ」と考えられると、生きるのがラクになると思う。 世の中には心配性の人がいるが、わたしだって別に全方位に対して「なんとかなるっしょ」と思っていたわけじゃない。 ただ、生きていくにつれて徐々にその領域が広がっていて、どの事柄に対しても割と満遍なくそう思えるようになっていった。 そして、「なんとかなるっしょ」思考は身につけることができる。 そのためにやれることは、「なんとかならなさそ

街から飲み会が消えた日

わたしはもともと、飲み会が好きじゃない。 ザワザワしているから、隣の人になにかを伝えるにも声を張り上げないといけないし、「なにを言ってるんだかわからなかったなぁ」って話題にもなんとなく笑顔を作らないといけないような気がして。 一時期は仕事おわりにスマホを見れば、いろんなところから飲みの誘いが来ていたけれど、今はそれがぱったりと止んでいる。 それはもちろん、わたしが断りつづけた結果でもあるし、コロナ禍で飲み屋があいていないというこもある。 それがひどく寂しく感じる。

「割り切ること」が大人じゃないって思いたいよ

悔しい!!!!!! 嫌だ!!!! …って思うこと、日常のなかで多々あると思うんだけど、その「悔しさ」「嫌」をどう消化するのかが変わってきたような気がする。 前までは悔しいことや嫌なことがあっても、せいぜい友だちにこぼしまくったうえで、デトックスする程度だった。 「そうだよね、仕方がないこともあるよね。最終的に受け入れることが大人だよね」 なんて自分に言い聞かせて飲み込むこともあった。とりあえず愚痴ったしいいかぁ、と。別にわたしがああだこうだ言ったところで、何も起きない

私たちはみんなバチェラーなのである

何を言ってるんだかわからないかもしれないけどまぁ聞いてくれ。 わたしはAmazonプライムで配信されているバチェラーシリーズが大好きだ。 「たったひとりの運命の人を選ぶ」というシンプルなテーマのなかで生まれるバチェラーの葛藤、「我こそは!」という女性たちのギラギラ感…ローズを巡りめくるめくドラマが繰り広げられる様は側から見ていて本当に面白い。 どこか非日常感ある絢爛豪華なデートを楽しめたり、推しを決めて応援したり、女の子やバチェラーに感情移入して苦しんだり、さまざまな楽

誰でもなく、自分のために荷物を持つこと

「『かっこいい人になりたい』って卒業文集に書いたんだよね」 …とその大学生は言った。 長崎旅行で出会った彼は、髪を金色に染めて明るいTシャツを身に纏い、いかにも大学生という感じがするのにずいぶんと大人びて見えた。 率先して荷物を持ってくれたり、部屋まで送ってくれたりと細やかな気配りができるのはもちろん、私がみんなのぶんまでまとめて支払った餃子の代金を、私のスマホを手にしてPayPay集金にまわってくれたのには心底驚いた。 「どうしてそんなに気配りができるの?」 と尋

花が枯れそうなときに、ちゃんと水をやれる人でありたい

2ヶ月前から実家ライフをエンジョイしているわたし。 もともと5人家族で3人兄弟の全員が巣立ってしまった今、別にわたしひとりユーターンしてきてもあまり支障がないだろうと踏んでいたが、ひとつだけ問題があるらしい。 それは、家事でもなく、お金でもなく、「時間」の問題だ。 コロナ禍もあり、カレンダーにもほとんど予定が書かれていない母には「時間に追われる」という感覚がないらしい。 だから、「今日は15時からミーティングがある」「明後日は東京に行く」と毎日さまざまな予定が詰まって

闇堕ちしかけたとき、自分のなかに理由を探さないで

「晴れの日もあれば、雨の日もあるよね」 なんて言うけど、できることなら毎日晴れていればいいじゃない!なんて毒づきたくなるぐらいに闇堕ちすることがある。 とぼとぼと駅までの道を歩きながら、うっかり「自分より一歩先に行く人のツイート」を見ちゃったりすると、はぁぁ、とため息を吐きたくなる。 自分は全然前に進めず、ぐずぐずぐずぐずと燻っているだけだなと。 「やりたいこと」を確実に叶えていく人たちを見て、何度も自分に問いかけてしまう。 ちゃんとやりたいことに対して、つま先を向

嫌な1日を素敵な1日に変える魔法を使ってみた

あれだけまわりが騒ぐものだから、2回目のワクチンを打つのが怖くて怯えていた。 でも、いざポカリスエットをがぶ飲みして挑んだところ、何度測っても最高でも36.4しか出なくて、熱どころか微熱も出ないまま2日が過ぎたのだから笑ってしまう。 一応なんとなく休みにはしていたけど、仕方がないので普通にカタカタと仕事をした。 修理に出していたパソコンが直ったと連絡が来たので、湘南T-SITEに向かった。ちょっと久しぶりの長いドライブ。 先週訪れたときにはなかったはずのわたしの書籍が

やっぱりお外に出ていたい

自粛が開けて、はじめてのお出かけの日。 今日は朝いちばんでコナンの映画を観てきて!「コナンって探偵物を超えてアクション映画なんだな!?」と度肝を抜かれてきたわけです。 ちょっとだけ肌寒い1日。私が自粛期間をおえて、はじめて外に飛び出した日でもある。 朝一番で映画を観るために7時台の電車に乗って、ぎゅうぎゅう詰めにされながら新宿に向かった。 あんまりおいしくないマグロの入ったサラダボウルをお昼に食べて、3週間ぶりに銭湯に行く。 軽く身体をあたためるために入った炭酸泉で

半年間毎日知らない人に「かわいいね」と言われつづけた話

「ゆぴしゃん今日も可愛いね🥺」 そんなDMを、半年間毎日欠かさずに送り続けてくれた人がいる。 何きっかけでそうなったのか、もう半年も前のことなので全然思い出せないし、DMが遡れなかったので迷宮入りなのだけど、ずっとずっとずーっと送り続けてくれた。 基本的にはその一文だけのシンプルなDM。 最初は、「どうリアクションすればいいんだろう」とか、「物好きな人だなぁ」と思っていたんだけど、気づけば毎日DMをひらいてメッセージにハートマークを押し続けるのが習慣になっていた。

いくら褒められても自分で自分のこと認められなくちゃ意味ないよって

いつもポジティブではつらつとした雰囲気の友人のSNSをそっとひらくと「死にたい」なんて書いていたりして、人間ってほんとにわかんないな、と思う。 意味がわからない。 むしろ、「え、お前わからないようにわざとカモフラージュしてるよな、え?」ってぐらい演技派女優だらけだ。 そんでもって、「誰かに認められたい」とも書いているSNSを見て、また怒りたくなってしまう。 わたしはこんなにも認めてるのに!!!とか。まわりからもこんなにも認められているというのに、どうして気付かないんか