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考えているだけじゃ絶対答えは見つらない

なんだかJ-POPの歌詞みたいなタイトルになってしまったけれど聞いてほしい。

ストレングスファインダーやメモ魔をはじめ、自己分析が割と重んじられているなーと最近感じる。

わたしも、昨年ストレングスファインダーを受けてから、自分の強みや性格を意識して生活するようになった。

でも、その一方であえて考えず、『感じてみる』こともまた大事だなぁと感じた。

去年、ストレングスファインダーのコーチングをやっている八木仁平(やぎぺー)さんに取材をした。

https://r25.jp/article/566532821863810074

そのとき、うまく記事のネタが出せずに悩んでいたので相談をしたら、

「ゆぴさんは、『共感性』が高いから、トレンドからネタを出すよりも、例えば、自分の悩みからネタを出したりするやり方のほうが合っていると思うよ」

とアドバイスをくださった。

なるほど! と思い、それ以降はありとあらゆる自分の悩みをひねり出し、企画を出した。

でも、そうやって自分から出した企画や、先方からいただいたオファーなどで取材を数こなしているうちに気付いた。

ちょっとだけ、違うかもしれない。

確かに、わたしは自分の悩みを出し、それを同じような悩みを持つ読者に共感してもらえることも強みだ。

ただ、それが活かされるのは自己完結できる『note』であって、対・人の取材じゃない。

取材では、どちらかというと、『取材相手』に共感することで、ちょっとディープな話が引き出せることが強みなのかもしれない、と思った。

これは、正解なのかはわからない。でも、取材をして執筆していくなかでなんとなく感じた。

なにを書いても、何だかちょっとエモくなるのだ。

「人見知りのあの人があんなに楽しそうに話すのは珍しい」とヘアメイクさんに言われたことがあった。

経歴をなぞるのがテーマなのに、最終的になぜか涙を誘う仕上がりになった。

何なら取材中に感極まって泣いたことが3回もある。

それは確実に、『共感性』が高いせいだ。

でも、これは『考える』だけじゃわからなかったこと。自分が実際にやってみて、『感じた』からわかったことだ。

本を読んだり、内省をしたりしてわかることもたくさんある。

でも、考えるだけではわからないことのほうがきっと多い。

『考えるな、感じろ』

の言葉通り、この言葉をいきなり投げかけられても、「どういうこと?」となると思う。

でも、今のわたしには、この言葉がストンと心に落ちる。それは、実際に『感じた』から。


だから、やり方をあれこれ模索したり、調べたりするのもいいけど、とりあえず実践を積んで『感じる』のが、きっと1番腹落ちする方法なんじゃないか、と思った。

考えてもわからないなら、感じにいくしかないのだ。

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