クリエイターが見下されないためにはどうすればいい?
仕事をすればするほど、「ライター」というのは軽んじられがちな仕事だなぁと思う。
ライターに限らず、クリエイターは全般そう。
実際に手を動かすのはクリエイターだけど、賞賛されるのはプロジェクトを企画する人やそこにお金を出す人だ。
まぁ企画やお金がなければ仕事は降りてこないわけだから当たり前なんだけど。
しかも、わたしの名刺はこんなんなので、より軽んじられる。(それは自業自得なのだが)
でも、おこがましいかもしれないけど、仕事をするからには、気持ちよく仕事がしたい。
発注してもらっている身なので、完全に対等にはなれないけど、せめて見下されるところからは脱したい。
そんな「手を動かす」人たちがフラットになる方法はひとつ。
最高の成果物を出すことだ。
「当たり前じゃん!」と思うかもしれないけど、それさえできれば誰も何も言わなくなる。見下されなくなる。ちゃんとリスペクトしてもらえる。
もう私にしか頼めなくなってしまえばいいとすら思う。
なので、わたしは名刺を渡して困ったような顔をされたら、すかさず「絶対にいいものを書きます!」と言って自らハードルを上げ、成果物で打ち返すように120%がんばる。
口で表明するのではなく、仕事で証明する。
これは、クリエイターの意地だと思う。
そのためにはもちろん、腕を磨かなきゃいけないのだが、ひとつひとつ真摯に向き合って、最高の成果物を出していたら、こちらから「見下される」なんて思わなくなってくる。
なんなら、「下請け」だと身をわきまえて下手に出ているのは実は自分のほうかもしれないよ。
ちゃんと力をつけて、成果物で打ち返していけば、フラットな思いで向き合えて、もっと気持ちよく仕事ができるようになるはず。
粛々と、いいものをつくっていきましょ。
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