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不動産営業がwebデザイナーを目指して転職した話①

こんばんは。
6月からの転職活動を無事終えて、9月からwebデザイナーとして働くことになりました。
私自身、twitterなどで未経験からwebデザイナーになられた方の体験談などを見ていて勇気付けられるとともに、まだまだ未経験が目指すには敷居の高い職種なのではないか?と感じています。
私の経験が少しでも同じ悩みを抱えている人に届けばいいなと思って、転職活動記を書くことにしました。

事前に質問箱でいくつか質問も頂いていたので、そちらも合わせて答えながら、①転職活動開始まで②転職活動開始後の2部に分けて書き進めていきたいと思います。

目次
1 - これまでの経歴
2 - なぜwebデザイナーになろうと思ったか
3 - スクール選びについて
4 - デジタルハリウッドについて
5 - 学習の進め方について

1 - これまでの経歴

twitterではあまり明かしていませんでしたが、新卒で入社した住宅・不動産系の会社で営業をしていました。CMでよく流れている、いわゆる大企業の部類に入る会社です。
もともと、新卒の就活時は自分のやりたいことがよく分からず、とりあえず大手に入っておけば安泰だろう、ステータスになるだろうという考えのもと、就活も名だたる大企業ばかりを受けていました。(J●東日本とか。)
もちろん、フワッフワな志望理由と自己PRが苦手だったこともあって就活は惨敗で、唯一内定を頂いた今の会社に入社することになりました。

なので、「第一志望だった訳でもないし、いつかは転職するだろう」という気持ちはどこかにありました。ただ、大企業のメリットである給料体系と福利厚生が充実していること、また若手の離職率を減らそうとするあまり若手には非常に優しい会社だったため、なんとなくこのまま働いてても怒られないし、そこそこの給料も貰えるしいいかもな〜…と思っていました。

2 - なぜwebデザイナーになろうと思ったか

やりたいことも特にないまま、仕事にも少しずつ慣れてきた頃、当時付き合っていた彼氏と比べて劣等感を感じることがだんだん多くなってきました。
当時の彼氏は「やりたいこと」「好きなこと」が明確にあって、それを人に恥ずかしがらず話せる人で、私とは真逆のタイプでした。それが苦しくて、やりたいことや好きなことを必死で探しました。

その時に思い出したのが、小学生の頃から触れていたwebでした。小学生〜中学生にかけて、モバイルスペースを使ってホームページを作りながらHTMLを独学で学び、高校生になってからはpictbearというphotoshopの無料版のようなソフトを使い、アイドルの画像を加工してブログアイコンなどを作って配布していました。(今思えば著作権違反です。笑)

ちょうどその頃、仕事で上司のプレゼン作成を手伝う機会が多くなり、パワポのデザインが見やすいね、と褒めてもらうことも多くなりました。
自分でも、営業活動をしているよりもパワポのデザインをどうやったら見やすくできるか?と考えている方が楽しいなと思い始めたのもこの頃です。(仕事中にpinterestでパワポのデザインを2〜3時間平気で探していたことも…)

とりあえず形から入るタイプなので、この時点でmacbook proを購入し、adobe CCを購入し、HTML/CSSの知識をつけるために本を1冊購入しました。
とはいえ、そこまで本腰を入れて勉強をしていた訳ではなく、趣味レベルでデザインが出来たら楽しいだろうな〜くらいの気持ちでした。

その後紆余曲折あり、去年(2017年)の秋頃に彼氏を別れることになったのですが、それをきっかけに自分の人生を見直した時、「仮に今後結婚して、産休・育休を経て営業職に戻って結果を残していける自信がない」「会社の看板が大きいから、今は門前払いを受けることもほとんど無いけど、会社の看板が取れたら私には何も残らない」と思いました。
手に職をつけるという意味で、パソコン一つでリモートワークが出来る可能性があるという意味で、軽い気持ちで勉強をしていたwebデザインを本気で勉強しよう、仕事にしようと決意しました。

3 - スクール選びについて

一旦は独学でやってみようと思ったものの、ダラダラ勉強をし続けて転職するのが遅くなるのもまずいと思ったので、お金を払ってでもスクールに通う決意をしました。

私は、「デジタルハリウッド」「HAL東京」「デザインプレックス研究所」の3校をまず見ました。
その中で、HAL東京は2年間の学生生活になるため、退職が必須だったことデザインプレックス研究所は校舎が渋谷にしかなかったことから、デジタルハリウッドの説明会に参加することにしました。
デジタルハリウッドは全国各地に校舎があるのですが、私はweb制作会社の「LIG」が運営している上野校へ通うことに。

4 - デジタルハリウッドについて

私が通っていたデジタルハリウッド上野校は上述の通りLIGが運営していたので、他の校舎とは少し毛色が違ったようです。
実際にLIGで働くwebデザイナーさんと交流するイベントなど、定期的にイベントを開催してくださっていたので、「現場で働く人の声」を聞くことが出来たのはとてもメリットだったと思います。

私はwebデザイナー専攻を受講していましたが、学習の進め方はおそらく他校舎と変わらず、動画講義を4ヶ月かけて見ながらステップごとに課題に取り掛かり、2ヶ月で卒業制作(企画〜デザイン〜コーディングまでを全て実施)を作り、半年間で卒業という流れでした。

校舎には必ず現役のwebデザイナーさん・エンジニアさんがトレーナーとして常駐してくださっていたので、分からないことは逐一質問しに行っていました。また平日は仕事があり、ほとんど校舎に行けなかったので自宅で動画講義を進めていました。

5 - 学習の進め方について

基本的に土日は最低でも4時間、デジハリに通うようにしていました。
それでも、なかなか進捗が悪く卒業制作に取り掛かるまでは正直動画講義を見るだけで精一杯でした。

卒業制作に取り掛かってから、「転職活動」が徐々に近づいてきているのを身にしみて感じ、「動画講義を見ているだけでは普通に学校に通っただけで、何もアピールにはならないのでは…?」と不安に思い始めました。

そこで始めたのが、「トレース」でした。
twitterでフォローしていたTakayaさんがバナートレースをしていたのをきっかけに、そこから段々とwebサイトのトレースも徐々に始めていきました。
卒業制作を作っていて感じたのが、「デザインは見ているだけでは自分の身にはなっていない」ということでした。
「このデザイン、好きだな〜」と思っていくらpinterestで保存していても、いざphotoshopでデザインをしようすると、手が動かないのです…。
そこからようやくトレースの重要さに気づき、4月は2日1回バナートレースをしていました。(詳しくはこちらの記事へ)
今もなるべく、2日に1回のペースを崩さないように続けています。(当初よりは崩れていますが…)

トレースは、面接の時にも「勉強方法として一番良いと思う」と言ってもらえていたので、ポートフォリオには載せられませんでしたが、力になったと思います。


ここまでで、一旦前半戦は終了にしたいと思います。
転職活動開始後のことについては今週中にUP出来るように書き進めていきます!

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