「洗脳」と言うワードが広く市民権を得る様になったのは、オウム真理教事件だったかと記憶している。

出家信者と言われる家族から断絶させた信者に、尊師・麻原彰晃の説法やマントラを延々と聞かせ、すっかり教義を植え付けた事が話題となった。

かつては陰謀論とされた「MKウルトラ計画」が実際に存在した事を知ってか知らずか、オウム真理教のそれは「MKウルトラ計画」を模したモノだとも言われる。

在家信者と言う者も多くいた様だが、いわゆる普通の日常生活を送りながらもオウム真理教信者であり続けたと言う事は、人々は日常生活を送りながらもある一方向の教えを信じ続ける事が可能だと言う事なのか。

我が家の相方とは、今現在世界中で起こっている騒動のあれこれについて双方に違う意見を持っているのだが、家庭内不和の原因になるからなるべく私からそういう話題への誘導を避けている。
子供達もそれを理解していて、居間ではバラエティ番組以外のニュース報道番組が始まりそうになると、私や子供の誰かがさり気なくチャンネルを替えるか、TVをそっと消す。

私の事を「陰謀論にハマっている」とレッテルを貼るそんな相方がチャンネル登録していてしょっちゅう観ているYoutubeチャンネルは、中田敦彦とひろゆきだ（笑）
また相方のニュースソースはあくまでもYahooニュースかTVのニュース。
「表に出ているニュースしか信じない」と豪語している。

中田敦彦のYoutubeチャンネルを観た事がある人はわかるだろうが、彼はほとんど書籍の紹介番組をやっている。
とある一冊の書籍の中身をわかりやすく紹介してはいるが、その解説の中でちょいちょい自身の思想や意見を折り込んで来る。
「あくまでも」書籍に書いてある事と解説していながら、さり気なく持論を折り込む訳だから、そればかり聴いて観ているうちにあっちゃんの思想も植え付けられるよな～と私などは思ってしまう。
その証拠に相方は事あるごとに「中田敦彦が言うには～」と口にする。
いつの間にか自分で考えると言うより、あっちゃんが考える事に誘導されていやしないか？
これも見方によれば一方向からの情報ではないかと考えるのだけど。

例の感染症とやらから遺伝子書き換え実験中液体の実像等について、とにかく情報を漁っていた私は、各種SNSはもちろん、各所のHPから論文のあれこれ、それらをわかりやすく解くまとめサイト、時々は一般的に人々にどんな風に報じられているのかとYahooニュース等をチェックする事もあるが、その調べ方が決して偏っているとは思っていない。
推進派の主張も時には覗いてみるし、今や日本政府が加担している宇vs露問題について宇側擁護の意見も聞いてみる。
情報戦の時代と言われる中で生き残って行く為には、様々な情報を仕入れた中で取捨選択し、時に保留し、自らの頭を使って考えてみなければならないと思っている。
それが私自身だけでなく、子供達を守る事にも繋がるのだから必死だ。

さてここまでの内容を読まれて、私と相方のどちらを洗脳しやすいと考えるだろうか？
貴方が支配者になりたかったら、どちらのタイプが操りやすいと感じるか？

周囲から孤立させ断絶などさせなくても、現代に於ける「MKウルトラ計画」を実行する事など、いとも容易いのではないか。
私が支配者なら、やり方はもう決まっている。